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J2頂上決戦!「クラブ力」考察してみた

J2リーグは佳境を迎えつつある。第32節で横浜FCは大分に引き分け2位に後退し、清水が藤枝に勝利し勝点差1で首位に立った。
次節国立競技場での直接対決を前に、両クラブをスカッド以外の「クラブ力」から考察してみた。

清水エスパルスの「クラブ力」

※収支の数値はJリーグの開示情報より引用

清水エスパルスは言わずと知れた「オリジナル10」のひとつ。ほとんどをJ1で戦ってきた名門だ。
直近5年間で見ると年間売上は46億円、人件費は20億円を超える。意外とスポンサー収入が多く(実はマリノスよりも多い)、収入の約55%を占めている。
コロナ禍があったので当然入場者数は落ちたが、2018年以前は平均15,000人。日本平の最大収容人数は約20,000人なので毎試合4分の3は埋まっている。おそらく静岡のみならず、日本各地にもファン・サポーターが多いのでは。
北川航也、乾貴士、カルリーニョスジュニオ、ルーカスブラガ、権田修一といった強力なタレントを擁し、「オリジナル10」のプライドを持ち昨季の雪辱を誓う清水エスパルスは間違いなく強い。

横浜FCの「クラブ力」

※収支の数値はJリーグの開示情報より引用

対して我が横浜FC。ほとんどをJ2で過ごしてきた弱小クラブ(;´・ω・)
2018年以前は平均年間売上は11億円、人件費が5億円くらいでまさに「万年J2クラブ」だった。
2度目のJ1昇格を果たした2019年を境に、売上高や人件費は上昇曲線を描く。直近5年間平均で見れば、年間売上は26億円、人件費は14.6億円となり、2018年以前比で2倍以上の伸びとなった。
その結果、「万年J2クラブ」だった横浜FCは「エレベータークラブ」に昇格したと言えるだろう。
一方で入場者数は増えているわけではなく、直近5年間平均では5,900人。三ッ沢の最大収容人数は約15,000人なので4割ぐらいしか埋まっていない。ここは長年の課題である(3期連続赤字も問題)。
昨季必死の巻き返しも実らずJ2降格となった横浜FC。ンドカボニフェイス、ユーリララを中心とした高強度の守備を継続しここまでリーグ最少失点。福森晃斗のセットプレー、山根永遠のクロスを武器として得点も増え始めた。ヨモさんの険しい視線の先にあるのは「1年でのJ1昇格とJ1定着」だ。

「クラブ力」の差=勝利保証ではない

積み重ねてきた歴史、資金面、ファン・サポーターの数という「クラブ力」で比較すれば清水に間違いなく分がある(清水の売上高は横浜FCの1.8倍くらいある!)。
この天王山の試合会場である国立競技場のチケットは5万枚以上売れてるらしい(その全てが清水サポというわけではないだろうが)。

だが単純にサポの数が多い方が勝つのかと言ったらそんなことはない訳で。サポが多ければクラブの収入が増え、能力も年棒も高い選手が集まってピッチ上の戦力は確かに上がる。が、それが勝利を100%保証するものではないことは周知の事実だ。

選手の能力以外にもコンディションだったり、メンタルだったり。日頃の選手間のコミュニケーションも影響するだろう。
当然監督のマネジメントやコーチ陣のサポートも重要だし、気象条件やちょっとした運だって…。

ピッチ上の実力が拮抗した中ではサポの声援が最後のプラスαには十分なり得る。だからサポの数は少ないよりは多い方がいいに決まっている。かといって横浜FCサポがあと数日で10倍増えるのかと言ったら無理な話し。
それでも「サポが少ないから清水に勝てない」だなんて選手もサポも誰も思っていないだろう。

長く横浜FCを応援してきた人ならわかるだろうけど、
「横浜FCにとって清水エスパルス様は雲の上の存在」だった(と思う)。

そんな清水とリーグ優勝を占う超大一番を国立競技場で戦える…

弱小だった我が横浜FCが少しずつ力をつけ、あの清水に挑戦状をたたきつけれる。時代は変わった。この数年は本当に横浜FCの成長を実感する。
サポにできるのは選手を信じて応援することのみ。国立に乗り込む人も行けない人も「絶対勝つんだ!」と念じることだ(この超大一番を自分は現地観戦することができない…( ゚Д゚) 勝利を願ってこのNOTEを書いている)。

長かったJ2リーグ戦も残り6試合。この第33節清水vs横浜FCは間違いなく優勝戦線に大きな影響を与える。
第16節の三ッ沢での試合は2-0で横浜FCが清水に完勝し、序盤の清水の独走に待ったをかけた。

当然清水はシーズンダブルを簡単にさせてはくれないだろうが絶対に勝ちたい!勝利への執念を集中させよう。

これを読んで少しでも横浜FCを応援してみようかなという人がいたら是非力を貸して下さい。よろしくお願いします。

ヒリヒリ、ドキドキするなあ。また寿命が縮むよー(゚Д゚;)

#横浜FC #yokohamafc  #Jリーグを語ろう #サッカーを語ろう







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