重箱の隅をつついているうちに、世の中はどんどん変わっていく。

きょうも重箱の隅をつついている。自分の身の回りで起きる瑣末で些細な出来事に時間と心を奪われている。note、Instagram、Facebook、TikTok、BeReal、Xなどをぼんやりとスクロールしている時間はリラックスタイムであると同時にとても不毛な時間だなぁと思う。

SNSをただただROMる（って最近は言わないのかな、Read Only Member）よりは何かしら言語化しておくとよかろうと思って、今日もこの記事を書いているが、費やした時間に見合った報酬やメリットは今のところかぎりなくゼロに近い。しかし数年後に読み返したときにうわぁ、や、うぐぐ、や、へぇ〜があるはずで、自分の中で変わったことと変わらないことが浮かび上がるのではと予想している。

昔、プロフィールの趣味欄に「人間観察」と書く人をださいなぁとバカにしていたが、電車の中でヘンな人を見かけました、みたいな観察ではなく、自分の業種/領域に近い人、政治や経済やスポーツのリーダーやルーキーをしっかりと観察することには何かしらの意味や気づきがあるはずだ。そういった観察から得た「！」や「？」を自分の毎日にきちんとフィードバックすることができれば有益なんだよね人間観察も。

スマホ画面やテレビの中で起きている社会的トピックやゴシップに時間を費やしていると、365日はあっという間に過ぎていく。重箱の隅から目を離して、初詣に出かけたり、羽子板で遊んだり、新聞をめくったり、親戚の話を聞いたりすることにも時間を使いたい。使わねば。（たとえばなし）