見出し画像

短歌を新聞歌壇で選んでいただきました。

少し前のことですが、新聞歌壇で私の短歌を掲載していただくことが出来ました。2週間近く前なのでちょっと古い話ですみません。

その短歌は、

  吾が前に遮断機ゆつくり降りてきて
           暫く風の束がゆきかふ

中日歌壇 小島ゆかり選 2024.10.27

小島ゆかり先生の選評も頂けました。

 【評】遮断機が降りてきて、電車が行き交う前のしばしの空白の時間をうまく捉えた。
「ゆつくり」「ゆきかふ」のユ音がまさにゆったり響きあう。風でなく「風の束」であるところ、とてもいい。

※ 最寄り駅にある踏み切りの短歌です。
この駅で、長男が就職したとき勤務地の東京に送り出し、次男は入社前の研修があったので同じく東京に送り出しました。今は、千葉に住む長男一家を迎えに行ったり送ったりするのもこの駅なので、泣いたり笑ったり、思い出深い駅です。でも私にとっては手を振って誰かを見送る駅なのかもしれません。

そして踏み切りを通過するのは、動物病院に行くとき、何かの用事で行くときなどです。
そこでひっかかると、遮断機が降りたあと、電車が何本も行き交う、かと思えば一本だけだったり、一本目と二本目の間隔が異常~に長かったり。

遮断機の写真を撮ろうと思っていましたが中々そこへ行く用事がなく、また撮ってもあまり綺麗じゃないだろうな?と思って、色々考えているうちに今日になり、noteに投稿するのもどうしようか…と迷っていました。まだセーフですか?
滅多に無いことですので。
この短歌の葉書を送ったのは9月28日でした。
よし、と家にある歌壇用の葉書に22円切手を8枚買ってきて貼ったという、やる気だけは押してもらったのですが……。

  読んでいただいたき、ありがとうございました。     (^.^)~♡

風が吹いている 彡彡 イメージです。
龍が口を開けているようにも見えませんか?
今年の干支にもうすぐ さようなら でしょうか。

       

#今日の短歌
#最近の一枚

#小島ゆかり #新聞歌壇 #中日新聞 #中日歌壇

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集