おいしかった蕎麦がき。
私がこの食べ物を知ったのは、当時すごく流行っていた料理漫画のアニメだった気がする。
子供だったので、大人になったら色々食べてみたいリストにすぐさま追加したことを覚えている。
色々食べてみたいのばかりでイクラ丼のご飯とイクラの割り合いを50対50にして、いつか食べてみたい野望を胸に秘め何とか今日までやってこれた気がする。
はっ!話が横道にそれてしまった。
こちらの食べ物の名前。蕎麦がき。
どこで販売されているかというとお蕎麦屋さんである。
漫画の中だけの食べ物なのかと思いながら、毎日を過ごしていた。
実はそんなにお蕎麦屋さんに行かないので出会わなかったかもしれない。
けれど、お蕎麦は好きで一週間のお昼の中で必ず1回は食べてる。なのでいつも行く食堂にはおいていないのです。
ではどこで食べたかというと、そうなのだ。伊勢神宮があるおかげ横丁の中のお蕎麦屋さんであった。
折角、伊勢まできたので「伊勢うどん」と思ったのだが、その時はどうゆう訳か蕎麦が食べたくなった。
そこで歩いて見つけた蕎麦屋さん。暖簾をくぐって席につく。
大好きなざる蕎麦を食べ様と表紙をめくると、突然目が止まった。
どこかで探していた「蕎麦かき」の文字。この機会を逃してはおそらく食べるタイミングを失うのだろう。と思った。
この時まで蕎麦がきを食べたことが無かったので、一体どんな量でどう食べるのか全く分からない未知の食べ物であった。
いつも頼んでいる感じ風で店員さんに蕎麦がきを含めた数点を注文する。
内心ドキドキでほんとにどう食べるかわからない食べ物があと少しで到着する。
調べる暇もなく、当たり前の様にじっと席で待っている。
到着。ん!到着してしまった。
恐らく子供この頃の記憶はかすかに残っているで想像と同じ位と言っておこう。
同じくめんつゆも来たので、これにつけて食べるのが正解だと思う。
いや、きっとそうだ。これしかない。
で食べ方なのだが、ここが問題であった。
大きな塊がお皿の上に載っている。
お皿にのって出てくるバニラアイスをイメージして頂くと想像しやすいと思う。
なので、1口大にスプーンや箸で分ける必要がある。
そして、めんつゆを付けて食べるのだ。
これがまたおいしい。蕎麦好きにはたまらない食感。
細い蕎麦は口に入れて食べるとすぐに飲み込んでしまう。
しかし、こちらの蕎麦がき、食べ応えのある蕎麦だと思って頂きたい。
ずーっと蕎麦。どこまでも蕎麦。噛めば噛むほど蕎麦。
本当に蕎麦。
おいしすぎる。日本文化に蕎麦があって本当に感謝である。
もし、お蕎麦屋さんにで出会ったらぜひ一度お試しください。
とてもとてもおいしいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。一度食べたら思い出す味です。ぜひ一度お試しください。