「早朝親子登山」
2004.2.2記録
夫と息子たちの三人で参加している、夫の会社の得意先が主催する何度目かの早朝登山会。
長男八歳、次男五歳の頃のある日曜日に、私はお留守番でしたが彼ら三人で行ってきました。
当時住んでいた市にある、わりと誰でも登りやすい山です。
だから次男でも登れるので、いつもは長男だけ連れてってもらう状況にさみしい思いをしている次男が、ずっと楽しみにしていました。
朝早くに起こされてもやる気満々で出かけました。
帰ってからくわしいことを聞くと、百人を超える参加者だったということでしたが、長男が22位だったそうです。次男も頑張って87位。えらい、えらい!
なんてったって狙うは賞品です。
あらかじめ決めてある賞は、子どもと女性は5位まで、あとは飛び賞が10位・15位・20位・・・という数字。だからあいにく賞品を逃した長男はがっかりしていました。
賞を逃したことを長男があんまりくどくど言っているので、
「参加して楽しかったということでも満足できる気持ちを持てるように」と教えてあげました。
でも、次男が最後まで自力で頑張れるようになったのは収穫でした。長男も来年は頑張る!とどうにか気持ちを切り替えてくれたので、わかってくれてよかったです。
あ…、そういえば夫の順位はどうだったのでしょう?たぶん聞いたとは思うけど、全く記憶にないです。
きっと次男を見守りながらだったと思うので、あまりいい成績だったとは思いませんが、仕方ないですね。
次男も完走できたので、自分の中の自信につながったのではないかなと思います。
賞が取れればなお良しでしょうけど、最後までやり切った時の爽快さは何にも代えがたいものだと思いますので、その時の思いこそが本人の宝物になるのだと母は信じているのです。
ハッシュタグをつけた「映画館の思い出」ではじめてこのようなものをいただき、正直びっくりしました。
素直に、いただいたことに感謝します。またこんな拙い文章を読んでくださる皆様にも感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本当にありがとうございます。
ランダムに連ねていく「子育て日記」と「読書感想」と「ハリポタ顛末記」を、これからもよろしくお願いいたします。