BTSの世界的人気のスピリチュアルな理由③
以前書いた記事からもう既に半年近くが過ぎてしまいました…。
言い訳といっちゃなんですが、Noteを始めたと同時に韓国でオンラインスピリチュアルカフェを始めたので、その後色々と忙しくなってしまいNoteのことほったらかしでした~!(汗)
<以前の記事>
BTSの世界的人気のスピリチュアルな理由①
BTSの世界的人気のスピリチュアルな理由②
この記事の続きを書く予定でしたが、去年の10月に自分の属していたオンラインサロン内で投稿し、完結しておりました。
(長くなりそうだったので短くまとめました。)
その内容を載せてみます。
<目次>
1.BTSの使命が気になった個人的理由
~とある啓示~
2.BTSの使命
~チャネラーAさんのチャンネリングの内容~
3.BTSの功績
~「BTSの道の上で」という本より~
4.最後に
~今後のBTSの方向性は?~
1.BTSの使命が気になった個人的理由
~とある啓示~
私の人生では人種、国家間の葛藤、貧富の格差、宗教問題などに直面する機会が多く、それらが自分の人生のテーマだとも感じて来ました。
20代にはNGOで働き、20か国以上の国の若者たちを集めて世界平和のための国際交流や、貧困国での奉仕活動の企画などの仕事をしていました。
30代の頭(10年ほど前)には4年ほど某韓流スターAさんの日本ファンクラブと韓国事務所の間の疎通を助ける仕事をしていました。
その時に感じたことは、スターと呼ばれる人の影響力です。
Aさんのファンの方々はAさんによって沢山の慰めと活力を得てらっしゃいました。正に人々に光(パワー)を与える存在なのでスター(星)と呼ばれるのだな、ということを実感するきっかけとなりました。
ちょうどその頃、母から「Sさん」というある日本人女性を紹介されました。この女性はチャネラーでした。
Sさんは天からあるメッセージを受け取っており、それをある人に届ける手助けを私にして欲しいとのことでした。
そのメッセージを届ける相手とはなんと!
その当時(2011年頃)大人気だった「BIGBANG」というアイドルグループのリーダー、「G-Dragon」でした。
そのメッセージの内容を私が翻訳した後、日本からSさんが韓国を訪問しました。
そして二人でBIGBANGの事務所である「YG」を訪問し、GDへの手紙を届けました。
G-Dragonへのメッセージは…
「いずれ韓国語で世界中の人々が歌を歌い、心を一つにする日が来るヴィジョンが見える。それを成し遂げるための重要な役割をあなたが担っている。なので天の望むように善なる方向へと歩んで行って欲しい。」
というような内容でした。
そのメッセージを届けて何年後かに、BIGBANGはメンバーたちに様々なスキャンダルが起こり没落していってしまいました。
そして、下降していくBIGBANGと反対に上昇し始めたのがBTSです。
5年ほど前、BTSの「FIRE」という曲が韓国でヒットした際、息子がテッコンドー道場で「FIRE」に合わせてテッコンダンスを一生懸命踊っていた時は、まだ私は気づいていませんでした。
しかしその時「FIRE」の歌詞の一部を見て、「あ、この人たち凄くいい事言ってる!」と共感したのを覚えています。
FIREの歌詞一部:
「好きなように生きろ。どうせ自分の人生だから」
「頑張るな。負けたって大丈夫。」
その後BTSが世界的に認められ、世界中のファンがBTSの歌に合わせて韓国語で歌ってるのを見て「BIGBANGが失敗した使命を彼らが果たしているんだ!」ということに気づきました。
それから少しづつBTSの歌の内容などに注目していきました。
BTSの歌のメッセージには数々のスピリチュアルな要素が散りばめられています。
彼らの歌の中に私が見つけたスピリチュアルなメッセージは以下のようになります。(かなり自分勝手な解釈ですが…。)
✨外にある世界にフォーカスするのではなく、自分の内面を見つめる事。
✨自分の中にある闇に気づき、抱きかかえ、自らの価値を認め愛していくこと。
✨自分の中にある魂の光を信じていくこと。
✨皆が人種、ジェンダー、階層に関わらず宇宙に存在する唯一無二の少宇宙であること。
✨根本の源(ソース)と繋がって自らの光を大きくしていくこと。
✨その光をダイナマイトのように光らせていくこと。
(周りにもよい影響を与えて行くこと)
✨一人一人が魔法の力(自らの波動で引き寄せる力)を持っていること。
BTSは歌に込められている本質的なメッセージを通して世界中の人々の心を魅了しました。
ARMYとはBTSのファンクラブのメンバーの呼び方ですが、ARMYは、BTSの提示するこういった価値観に共感し、人種、ジェンダー、階級、世代などの格差を乗り越え、心を一つに共同体意識を形成して疎通し合っています。
異なる価値観、多様性により、この地球の人たちの意識を一つにするということは、どんな思想によっても容易くありません。
しかしBTSは歌を通してそれを成し遂げました。
凄い事ですよね!
2.「BTSの使命」
~チャネラーAさんのチャンネリングの内容~
BTSはこの地球にいる人々の意識を一つにすることに貢献した。
彼らが出した曲によって世界が一つにまとまった。
これによって彼らの使命、課題は果たすことが出来た。
BTSが世界の主流ではないアジア出身で、世界的人気を成したことにより世界からかなり注目された。
BTSの出現により人種などの差別的観念・固定概念などを崩すことが出来た。
ではアジアの中でもなぜ韓国だったのか?
韓半島には北朝鮮という世界に脅威を与えている国があり、まだ紛争を抱えている国家である。(「核」がキーワード)
北朝鮮は今後の世界平和のカギを握っている、課題となる国家である。
BTSがこのような紛争の存在する韓半島の出身ということにより、世界の人々に伝えるメッセージ性が出て来る。
「核」を保有している、していないに関わらず、国家が互いを尊重する必要がある。という本質的な問いを世界に投げかけている。
BTSを育てたバンシヒョク代表は、過去生で核で失敗した地球に生きていたことがあり、その時の後悔の念から世界平和に貢献したいという気持ちがあった。
このアセンションのタイミングで使命を果たせる器のある魂達がBTSのメンバーとなるべく前もって選抜されてきた。
BTSのカラフルなヘアスタイルは、彼らが宇宙の様々な星からやって来たということを意味している。
今後はBTSの弟分である、TxT(Tomorrow X Togather)が日韓間の葛藤を解消する使命を果たしていくだろう。
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以上がチャネラーAさんのお話でした。
個人的には、BTSが韓国から出た理由に「北朝鮮」がキーワードとなっていることが実にしっくりきました。
コロナが始まる前年の2019年秋頃から「北朝鮮」というキーワードが個人的にも気になっていました。
私は韓半島の分断線である38度線(非武装地帯:Demilitarized Zone/DMZ)の近くに住んでおり、その年からDMZ関連のあるプロジェクトに携わっていたということもあります。
そして2020年の頭には「愛の不時着」という韓国ドラマが世界的に大ヒットとなり、北朝鮮という国や韓半島の現状について世界的に広く認知させるきっかけとなりました。
今まで否定的なイメージの強かった北朝鮮ですが、私が「愛の不時着」を見て感じたことは、北朝鮮に住んでいる人々も皆同じ魂を持つ、心の通じる「人間」だったということです。
そして「愛を通して国境を越えていく」というメッセージも込められています。
愛の不時着の大ヒットにも何か天の意図が込められていたのではないかと感じた次第です。
3.BTSの功績
~「BTSの道の上で」という本より~
去年(2021年)の7月にチャネラーAさんにチャンネリングメッセージをもらってから、BTSに関する記事を書こうとしていたのですが、なかなかぐずぐずして書けないでいました。
その間にもシンクロが起き、夫が8月末に一冊、BTS関連の本を借りて来ました。
「BTSの道の上で」という題名の本です。
著者はホン・ソッキョンさんという韓国で有名な韓流学者さんです。(2000年~2012年はフランスボルドー3大学副教授歴任、2013年よりソウル大学言論情報学科教授在職中)
彼女は2007年から世界における韓流文化の影響について研究し論文を発表してきました。
この本ではそれまでの研究を土台にBTSの成功要因や、彼らが開いた新しい世代、文化、人種、ジェンダーの経験が世界にどのような影響を与えているか、などについて書かれています。
本の内容を元に、BTSの功績を自分の観点から簡単に要約しました。
✨世界の人々の人種意識&文化、言語の枠を取っ払う。
(地球人の意識の変容と拡張に貢献)
世界で初めてアジアの男性、東洋人を魅惑の対象とした新しい男性像を提示
白人が支配する世界での人種的イメージを変えた。
(アメリカでは今までマッチョな男性像が理想とされていたが、中性的な姿への拒否感を無くす)
宇宙では中性の性別の星が多いと聞くが、宇宙的な意識への変換となったのかもしれない。
言語、文化を超えて疎通することを成し遂げる。
英語以外のマイナー文化を世界中の人がとりいれることになる
文化の混種性:様々な文化的要素を取り入れている、その一つ一つの文化をきちんと学び、尊重したうえで適用させている。(例:ヒップホップの本場でちゃんと学んでくる。)
既存のアメリカ中心の大衆文化(帝国主義的な一方的主張)に反対する脱帝国主義的、過去の被植民国家、西欧の文化的影響力の下で近代化を成した国の大衆文化との混種的性格を持つが、単純に植民主義者の文化要素をマネするのではなく、輸入した文化を新たに解釈し、新しい何かを創出し、文化的影響力を与えた国々に逆に影響を与える力を持つ文化を創造。
✨ジェンダー、人種、世代、階級を超えた共通意識(アーミー文化)の形成
BTSのメンバーが互いを愛し、尊敬する暖かい人間関係とチームワークを提示
家族じゃなくても、互いを理解し、支え合い ”共に成功する文化”を具現している。
BTSが見せてくれる共同体の生き方、メンバー達が互いを慈しみ大切にする姿は、疲憊した社会や人間関係で疲れている人たちにとって特別な意味を持つ。
K-POPのファン文化を基礎にアーミー文化を形成
共感、人間同士の情の育成、暖かさ、受容、アイドルとの共感、親密感、絆、純粋に応援する気持ち、などが根底にあるファン文化を形成
アイドル歌手の名義でファンが奉仕や寄付をし、社会によい影響を与えて行く為に積極的に活動しようという文化が根付いている。(Fan Activism)
公正さを重視(チケットのダンピングなどの禁止)
🌈ファン達がBTSに感動する部分
彼らの勤勉さ、一生懸命さ。
メッセージの一貫性、真実さ、純粋さ。世界をより良い場所にしたい、お互いを尊重しようという気持ち。
ヒップポップは既存世代と社会の既得権を批判し、自らの生の経験を真摯に伝えるのが特徴だ。
BTSはファンに自らの真実の姿を隠さずに見せようとし、SNSで直にファンと共感し、疎通しようと努力している。
自らの葛藤、成長、治癒のストーリーがファン達に慰めを与えている。
これは「自らをありのままに受けいれる、足りない部分や欠点が世の中に露出されることを恐れない。」ことを意味する。
この点はBTSの「自らを愛せ」というメッセージとの一貫性のある姿であり、ファン達に感動を与える理由だ。
ヒップホップをやってるからと言って特有のセックスや、麻薬という文化に従う必要はないという断固とした考えを持ち、沢山の若者たちに善なる影響を与えている。
✨世界に問題意識を投げかけた
以前のK-POPには「問題意識の不在」という問題があった反面、BTSは社会と個人の問題を指摘して解決しようとするメッセージを込めた。
新自由主義体制下の競争と不確実な未来の展望の中で、青年世代が持つ不安と絶望を「土のスプーン(労働階級、貧民層出身)」であるグループとして出発したBTSが代弁し、世代を超えて共感するメッセージを発信してきた。
(BTSが所属していたビッグヒットエンターテイメントはその当時韓国芸能市場では比較的小さな規模の事務所だった。)
今までのK-POPアイドルは、徹底的な事務所管理下のアイドル生産システムを通して生産されたロボットや人形みたいだと西洋では酷評されていた。
BTSはヒップホップというジャンルにより自らの直接的経験を共有、直接作曲、作詞し、自立性を許された中で、練習、創作、意志表現してきたのが特徴。
しかし韓国のアイドル生産方式システムを適応しているという矛盾したアイデンティティを持つ。
アイドルとアーティストの狭間でのアイデンティティの混乱する時代もあったが、「アイドル~IDOL」という歌を通して克服。
IDOLの歌詞一部:「俺はなんと呼ばれてもかまわない。誰が何と呼ぼうと自分は自分に誇りをもってる。誰も俺が自分自身を愛することを止められない。」
✨世界の文化形成の方向性を逆転させた。
今までの世界は大体アメリカの文化産業で生産した映像や音楽が世界の大衆文化に多大なる影響を与えていたトップダウン式の大衆文化だった。
BTSはその方式とは異なる、世界化が作り出した混種的文化であり、そういった支配的音楽流通環境に逆境する流れを作った。
SNS、Youtueを活用した大衆文化の形成と伝播により、伝統的な文化媒介者たちの権力の再配置が起きた。(これにより一部既存のメディアの反発もある。特に韓国内では)
現在は消費者が自ら2次コンテンツを生産する制作者の役割もすYoutube Prosumerへの変身が可能となったが、それらを上手く利用している。
好奇心の多い多文化の受容者という趣向共有集団(共同体)による文化の共有
Youtube、Twitterなどを活用していち早く文化や言語の壁を超えて流通が可能となった。(ファン達が自発的にコンテンツを翻訳し伝播することにより空間/距離を克服)
4.最後に
~今後のBTSの方向性は?~
BTSの歌のメッセージは個人の内面の変化から始まり、徐徐に社会、世界規模へと拡張されていきました。
2020年、2021年にかけて英語で発売された3枚のシングルを通して、世界の意識を象徴的に一つにしたBTSはすでに地球的意識へ到達しました。
スピリチュアルな世界では今後、宇宙に関する新たな情報、宇宙人の存在についての開示などがどんどん起きて来ると予想されています。(宇宙時代への突入)
去年の9月24日にコールドプレイとのコラボによって発売されたシングル「Universe(ユニバース)」は地球人の意識が「宇宙」へと向かう流れの一環なのかもしれません。
「Universe」では…
近未来の宇宙において「音楽」が禁止されてしまった。宇宙の違った星に存在する3つのバンドがホログラムを通して共演することによって、心を一つにしていく。
…というお話が描かれていますね。
(スターウォーズに出て来るような宇宙人が出てきます。)
既に地球星を超えた「宇宙意識」について発信し始めてるBTSの今後の活動はいかに?
更に注目していきたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました💛