今週の2大引継ぎは支払いと求人
私の後任のTさんが入社して2週間経ちました。次から次へと多くのことを教えてしまったので、ちょっとペースが速かったかなと心配しましたが、私より20歳近くお若いので、きちんと吸収してくれているように感じます。
機械的にやればいい方の仕事
請求書をもとに支払いをするものは、総合振込という方法でまとめて振込の手続きをしています。一昔前までは郵便で届くのが当たり前だった請求書も、紙で届くものと、メールに添付で届くものと、サイトにログインしてダウンロードするものなど、いろいろな方法で来るようになりました。
電子帳簿保存法ができてからは、それらの保存方法も紙で来たものと、データで来たものとでは、保存の仕方も違います。請求書のフォームもばらばらなので、振り込まなければならないものなのか、自動引き落としなのかも、目が慣れないと間違いやすいです。最初なので、ひとつひとつについて見るべきポイントを説明していきましたが、もしかしたら「見ればわかるよ」って思われていたかもしれません。
インターネットバンキングの扱いは、私たち世代よりもずっと慣れていますから、操作について不安はありませんでした。
経験がものをいう方の仕事
教えにくいのは求人系です。基本的にいつでも人手不足なので、常に募集をかけています。媒体に広告を出したり、スカウトを打つのではなく、人材紹介を使っています。数多くの業者に紹介をお願いしていますが、それぞれの業者によって依頼の仕方が違うので、その辺りを実践しながら説明しています。
ちょうどタイミングよく面談を申し入れてきた担当者がいたので、打ち合わせに同席してもらいました。私が会社の本当の実状を明かさずに、悪いところは敢えて言わず、良い所をアピールするみたいな感じを、汲み取ってもらえていればいいなと思います。
候補者の履歴書や職務経歴書の見方は、最も難しいところです。年齢と学歴と資格と仕事の経歴と転職の回数や間隔と、あとは数値や言葉にしにくい履歴書から漂ってくる印象なんかを総合的に見なければなりません。大袈裟に言えば、人の人生を左右するかもしれない判断。場数を踏むことが大事な仕事です。
この他にも今週はPCを初期化してセットアップしたり、契約書の下書きを作ったり、本当に多方面の仕事をやってもらっています。負担になっていないことを祈ります。