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30年ぶりヨーロッパ旅行-その6-(プラハへ 鉄道の旅)

10月末に退職して、11月にウィーンとプラハを旅してきました。学生時代の先輩が一緒です。

鉄道でプラハまで移動する日。重たい荷物があるので、ホテルからウィーン中央駅まで初めてUberタクシーを利用しました。このUberタクシーが本当に便利で、これ以降味を占めて何かと使うようになります。

ウィーン中央駅は東京駅のように大きな駅で、空港のように大きな電光掲示板に時刻表が表示されていました。駅舎内にはサンドウィッチやお弁当を売るお店が並んでいます。車内で食べるバゲットサンドと水を購入してから、私たちが乗る列車の出発ホームへ行きました。

予定時刻を30分近く遅れて入ってきたレギオジェット。オーストリアではなくチェコの鉄道会社です。日本のプラットフォームと違って、何段か階段を上らないと乗り込めない向こうの列車。重たいスーツケースを持って上がるのは大変です。ヨロヨロしながらやっと乗り込めたと思っても、荷物置き場にスーツケースを上げるのはもはや自力では不可能。後ろからは次々と乗客が乗ってきます。

デッキでおろおろしていましたら、親切なマッチョが私たちのスーツケースを棚の上に上げてくれました。こんな親切をスマートにできるところが西欧人の素敵なところです。本当に助かりました。

そもそも到着も遅かった列車ですが、走り出してからも途中謎の停車をしたりして、予定の時刻をどんどん過ぎていきます。予定では14時37分にプラハ駅到着。ホテルに荷物を置いて、17時からのプラハ市民会館の見学ツアーに参加する計画です。間に合うかしら!?

いくら焦ったところで列車は速く走ってはくれないのですが、Googleマップを開けばリアルタイムで自分がどこを走っているのかが確認できます。残りの道のりがあとどれぐらいなのかが分かるだけでも、気分は少し落ち着きます。

この赤いシャツのお兄さんたちは社内販売員です。座席に設置してある冊子の中から選んでネットオーダーすると、お兄さんたちが運んできてくれる仕組みです。ワゴンでもトレイでもなく、手に持ってくるのです。手に持ちきれないPETボトルなどは、ズボンのお尻のポケットに突っ込んで運んでいました。効率、悪い気がするんだけど…。

結局、プラハには予定時刻より1時間10分遅れで到着しました。慌ててUberタクシーを呼んで、ホテルまで走ってチェックイン。荷物を開き急いで着替えて再びUberタクシーを呼んで、市民会館に急行してもらいました。無事にツアー開始10分前に到着。受付に間に合いました。よかった。ハラハラしました。

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