#04 「食べらさる!」ホクレンくるるの杜 │北広島市
食と農のふれあい広場
北海道に住んでいると、忘れがちなことがある。
わが国の食料自給率が4割、ほぼ輸入に頼る日本の人口は1億2595万人。しかし北海道に住んでいると生産量・全国シェア1位といわれるまで、わからない食品がたくさんあります。
なぜ他県では生産していないのか?
北海道と名が付くだけで値段が違うのか?
「北海道はでっかいどう」いわゆる国土を知る機会が正直、無い。それを教えてくれるのが農業。自然を相手においしいものを自分の手でつくる職人が「農家」酪農、米、野菜、花。いろんなものを今日も空を見上げながら作っている人達のおかげであることを「自然体験」で学ぶことができるホクレンくるるの杜(北広島市)取材に伺ったのは先週の日曜日。事前の確認では4月中の店舗改装に伴う臨時休業のお知らせのみ「農村レストラン」は営業中でした。
◆◆農畜産物直売所◆◆
営業時間 10:00~17:00、定休日 月曜日(祝日を除く)
ただし、店舗改装に伴い下記の期間は変更となります。
4月20日(月)定休日
4月21日(火)臨時休業
4月22日(水)臨時休業
4月23日(木)10時リニューアルオープン
◆◆農村レストラン◆◆
令和2年4月15日(水)~5月7日(木)(予定)まで臨時休業
◆◆農作業・調理加工体験◆◆
令和2年5月6日(水)までのすべての体験プログラムを中止
ホームページが更新されたのは4月14日。僅か2日後の対応でした。緊急共同宣言は札幌市だけではなく北海道全体が受ける内容。まさか私自身も受け止める事になるとは…
来月から営業再開(予定)するので北海道の春爛漫・先取り<お得>ランチ情報!と題して、今回はレストランの料理を紹介をします。
※こちらは2020年4月の内容です
金額などの変更は随時、更新します。
普段はブッフェスタイル(90分食べ放題)ですが、ご案内するお客様も少なく間隔を開けての着席。90分の時間制限は変わらず「おかわり自由」フリードリンクを勧められ丁寧な挨拶を残し、速やかに立ち去るスタッフ。
ご配慮ありがとうございます。
店内は見通しが良くより開放的な空間、改めて素敵な場所で食事ができることを感謝しながら料理を待ちます。
ドリンクを取りに戻ったタイミングでサラダが到着。
いつもはこれを山盛り食べますが、今日は控えめに…このくらいでもいいよ!なぜならご飯とスープおかわり自由。ブッフェだと野菜食べたさに「米と汁物」は厳禁!でも今日は力いっぱい食べれることに期待が高まる。
コース料理のように運ばれてくる、彩とりどりの野菜中心な和菜。
天ぷらは揚げたてが別皿ラストで登場!定番の種付きピーマン、とうきび、舞茸、さつまいもの4種。塩を振りかけて食べます。
特筆すべきは、切り干し大根(大根・人参・ひじき・豆・ツナ)
具だくさんで茶碗の雑穀米が爆速で消える!シャキシャキの食感に箸が止まりません。茶わん蒸しの出汁の濃い旨味は相変わらず、もうこれを食べにきたようなもの…私を彷彿とさせる完全無欠の内容ですが「唯一のお肉代表・からあげ」は鶏むね肉。栄養価が高い部位なのは知ってるけど苦手、一口で食べるのには大きくてそっと相方の皿にお引越し(ごめんなさい)
センターを陣取るトマトの酢漬けはパンチの効いたサワー感を覆い尽くす甘さが急にやってくる。酢の物が苦手な相方ですが頑張って食べる姿に、ちょっと見惚れる。
天ぷらは 意 外 な 味変でスィーツに変身?!
某料理研究家が「調味料を間違えて入れたら美味しかった」説が、天ぷらにも応用できるとは。それは別の機会にお伝えします(リスペクト推奨)
白いご飯に豆キーマうまい!
豆嫌いなのに…食べれちゃう…ご飯おかわり(4杯目)
ご飯とスープは盛り付けをしてくれます。
お腹いっぱいになったら温かいカフェオレに北海道牛乳をプラス。まろやかな味に心地よさを漂わせ、いよいよ!本日のデザートいちごのゼリーを迎えます。
100%いちご
ホイップちょこん…私はしらかば花粉でバラ科の果物、いちごもアレルギーの症状が出るけど は や く 食べたい!
スプーンを落とすと、いちごの果肉と弾力のあるゼリーに手応えを感じる。ゼリーではなくジャムっぽくて食べると想定外のいちご三昧。ホイップと食べればいちごフラペチーノ。ゆるふわ食感の中にフレッシュな甘酸っぱさがとろけて、飲み込んだ後もいちごのフレーバーが穏やかに残る。消えないうちに、もうひとくち。
お願い、グラスの中から無くならないで。
1000円でこんなに美味しい北海道の精鋭たる野菜とフルーツをお腹いっぱい食べられるのはメニューを作ってくだった厨房の皆さんと丁寧な立ち仕事を進んで取り組んでくださるスタッフのおかげ。普段のブッフェより800円(ランチ大人1800円)も安いけど、いいのかな?
150食限定
定休日以外は平日・土日祝、レストラン営業。
4歳以上からご利用いただけます。
※現在は休業中
詳しい内容はくるるの杜・農村レストランまでお問い合わせください。
くるるの杜<農畜産物直売所>
北海道は全国で最も桜の開花が遅い。
(毎年5月上旬に函館の開花宣言、そこから1か月かけて先揃う)
地酒・千歳鶴ではさくらのお酒を販売。雅な花見を愛でながら、魅力あるチーズコーナーでお買い物。
酪農王国、北海道ではこのくらいチーズ売り場が充実しています。
北海道は「牧場の数だけ乳製品がある」ため、あらゆるタイプのチーズを自宅で美味しく食べることができる。大通で開催されるフェスでチーズの味を覚えたら、遠くても現地入りして吟味することも珍しくない。ここにある乳製品は酪農家さん達の努力の結晶、2割引きのクリームチーズを買うのは必然です。酸っぱうまーい!
この日は、キッチンカーが来ていました。
ASOMBROSO
北海道産じゃがいも100%使用
冷凍ポテトとは異なるハンズカットフライドは、カリッとした食感と、じゃがいもの持ち味がダイレクトに伝わる「美味しい」の一言では表現できないナチュラルな味わい。ハーブがいいね。
オリジナルソースは数種類、ビーガンもあって珍しい。
レストランの再開を心待ちにしている、私の美味しい旅は続く。
<Twitter>おかうちなおき
主にこちらで活動中(食べ歩きは部活の感覚)応援・いいねRTフォローよろしくお願いします。