『もしも、突然【天変地異】が起こったら』ー21ー〈「昨夜の京都の地震」と「慶長伏見地震」〉
昨夜
叔父から電話があった。
叔父は生まれ育ちも
生粋の京都人だ。
駅前で司法書士をしている。
先日頼んでいた案件の回答だった。
話が一段落すると
「さっき、
地震があったんや
ほんまに 驚いたでー
これまで生きていて
京都で地震なんて
ひとっつもなかったからな」
震度3だったそうだ。
その時間は丁度書斎にいた。
調べると
21時48分頃
京都府南部が震源地だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fb1f99e793f5140a7e2e8c645149fbf0a15e16e
京都でも
【天変地異】だ。
しかし、
確かに京都で
地震は聞いた事がない。
最近
「うちの県は地震が来ないから大丈夫だ。」
と言っているような場所でも
地震が起こっている。
無論、
京都も例外では無かったのだ。
叔父との電話を切った後
叔父の
「京都で地震があったのは、
安土桃山時代、伏見城を建てる時に
地震が起きて全壊したらしいけどな、、」
と言っていた話が気になり調べた。
「慶長伏見地震(けいちょうふしみじしん)」というそうだ。
やはり
京都には地震があった。
しかも、大地震だ!!
文禄5年閏7月13日(1596年9月5日)
子の刻に山城国伏見
(現・京都府京都市伏見区相当地域)付近で発生した大地震である。
現在の京都・伏見付近の有馬-高槻断層帯および六甲・淡路島断層帯を震源断層として発生したマグニチュード(M) 7.25-7.75程度と推定される内陸地殻内地震(直下型地震)であった。
地震による死者数の合計は京都や堺で1,000人以上を数えたと伝えられ、
豊臣秀吉が指月の隠居屋敷を大改修して完成間近の指月伏見城天守もこの地震により倒壊し、城内だけで600人が圧死したと言われている。
京都では東寺・天龍寺・二尊院・大覚寺などが倒壊し、被害は京阪神・淡路島の広い地域に及び、大坂・堺・兵庫(現在の神戸)では家々が倒壊したそうだ。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%85%B6%E9%95%B7%E4%BC%8F%E8%A6%8B%E5%9C%B0%E9%9C%87
驚くことに、
他にも大地震はあった。
「慶長伏見地震」からおよそ200年後の
「京都地震」だ。
文政13年7月2日(1830年8月19日)
直下型地震で、京都市街を中心に大きな被害を出した。 M6.5
死者280人
京都での
一番古い地震は701年だそうだ。
それにしても
京都は地震が少ないと言われていたが、
実は大地震もあった、
今回は震度3程度だが、、
今後はどうなるか、、
叔父に
伝えなければならない。
朝から長雨で
サッカークラブが休みだった息子は
先日祖父が
プレゼントしてくれた
「ほぼ日のアースボール」という
地球儀にハマっていた。
https://earthball.1101.com/top.html?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=shopping&gclid=CjwKCAjwk6-LBhBZEiwAOUUDp8_Wq80ywq9ZHzCHAv2O9t245zKB2he6Ggbcrnw5kM6ARrLjyrTUhRoCvt0QAvD_BwE
国境も国名もない地球儀。
国境線のない
地球儀は
何故か美しい。
もし【天変地異】が
世界中に起こり続けたら
地球はどうなるのだろう、、
この美しい地球を守りたい。
〈続〉