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名前は、人生で最初の親からのプレゼント。
僕は、昔から自分の名前を気に入っている。
かの本田宗一郎氏を引き合いに出すまでもなく「ソウイチロウ」という名前はありふれているけれど、「創一朗」という漢字を書く人は珍しいです。
さらに嬉しいのは、「創一朗」という名前に対して、親なりの「願い」が込められている、ということ。
✔︎創:創造性のある人、新しい価値を創り出す人になってほしい
✔︎一:オンリーワンでもファーストワンでもいいから、何かの分野で「一角の人」になってほしい
✔︎朗:周りの人を明るく照らす「朗らか」な人になってほしい
とまあ、なかなか欲張りな感じで3つも「願い」を込められているわけです。
実際、僕自身が「創造性豊か」で「一角の人」で「朗らか」かどうか?というと正直分かりませんが、僕自身は心から「名前の通りのような人間でありたい」と思っていますし、そう思える名前をつけてくれた親には本当に感謝をしています。
↑こちらは書籍の刊行に合わせて書道家の小杉卓さんにデザインしてもらったサイン。小杉さんからの提案もあり、英語やカタカナではなく漢字でデザインしてもらいました。とても気に入っています。
名前は、人生で最初の親からのプレゼント。
そういう経緯もあり、僕自身が親になって子どもの名前を考える時は「どんな願いを込めたいだろうか?」ということを真剣に考えました。
当時の思いを綴ったブログがあるので、参考までに置いておきますが、こんなことを書いています。
「恭一」に込めた僕たちの思い。それは、「共」にする「心」を「一」番に持つ人に育ってほしい。という思いです。
人は一人では生きていけないし、
誰かに支えられなくては生きていけないし、
また誰かの支えとして生きていくことができる。そんな社会の摂理を心から理解して、
常に周りに感謝し、慎む気持ちを忘れないでいてほしいなーと。
今や長男の「恭一」は11歳ですが、親バカ目線で見る限り、今のところは名付けに込めた思い通りの子どもに育ってくれているなぁと感じます。
名前は、親から子への人生で最初のプレゼント。
だからこそ、とことんこだわり抜きたいものですよね。