「涼しいうちに」出来ない理由
小学生の時「夏休みのとも」ってテキストみたいな
ものがあったけど、今でもまだあるのかな。
終業式の後、先生に言われたり、「夏休みの約束」ってプリントに必ず書かれてあった、
「宿題は朝の涼しいうちに終わらせよう」
正直、実践できたことは一度もない(笑)
何でだろうと今更ながら考えてみたら…
NHK教育(現 Eテレ)の【罠】とも言うべき
放送スケジュールに行き着いた。
今の子供たちが、夏休み中に
どんなタイムテーブルで過ごして
いるのかは判らないけど、私が子供の頃は
6時半からラジオ体操して7時に帰り、出勤する両親を横目に朝ごはんを食べる。
その後すぐに宿題すれば良いのだが、
ここでEテレの誘惑が来るのだ。
番組名や内容は朧気にしか覚えてないけど、
7時か7時半から子供向けの番組が始まり、
時間を忘れさせられる。
9時か9時半くらいに 一通りの番組が終わり、
我に帰る頃には、朝の心地よい涼気など欠片も残っていないのである。
それでも渋々 漢字ドリルなぞ広げてみるの
だが、ちっとも集中出来ないまま午前中が
終わる。
昼ごはん後は暑さで鉛筆を握る気力もなく、
昼の奥様番組(怖い話のコーナーがあった)を
見たり、プールのお誘いが来たりして、
あっという間に夕方になる。
日暮れから、夕飯までの時間が巻き返しの
チャンスだけど、ここでまたしてもEテレの誘惑が
始まってしまう。
18時のニュースが始まり、やっとTVとお別れ
しても すぐにゴールデンタイムがやって来る。
特番などあれば、21時まであっという間だ。
子供の時間は終わり、お風呂経由で布団へGO!
という流れになっていた。
…まぁこれは、単に私が自分に甘いだけで、
他の皆様はキチンと午前中に宿題を済ませていただろうとは思いますが…😏ニヤリ
とにかく、私にとっては宿題しないといけない
時間帯ほど、TVが面白かったんですよね…
今となっては懐かしい思い出です…