19歳
現在19歳。
4月から成人年齢が引き下がることになる。つまり僕は19歳で成人を迎える。早生まれなので2022年が19歳の年だ。来年2023年に20歳になる。
明治9年から日本は20歳が成人年齢とされてきた。2016年に選挙権年齢が18歳に定められたのは記憶に新しい。一方で世界を観てみると18歳を成人年齢として定めている国は比較的多い。アメリカやイギリス、フランス、イタリア、中国、ドイツ、カナダ、ブラジル、オーストラリアなどが挙げられる。韓国は19歳で成人となり、ニュージーランドやタイでは現在の日本と同じく20歳である。シンガポールやインドネシアなどでは21歳と定められている。
では成人年齢が引き下がることで何が変わるのか。
・男女ともに結婚ができる
・親の承諾なしで携帯電話が購入できる
・一人暮らしのためのアパートが借りられる
・クレジットカードが作成できる
・ローンを組んで自動車を購入できる
・10年有効パスポートの取得ができる
・公認会計士などの国家資格に基づく職業に就ける
・性別の取扱いの変更の審判ができる
上記の通りだと親の同意がなくても様々な契約が結べられるということだ。変わらないものといえば、飲酒年齢と喫煙年齢が20歳のままだ。
「成人」=「大人」
そうはいっても自分で「今日から俺は大人だ!」なんていうわけないし、かといって誰かが「今日から大人になりましたね」と言ってくれたとしても、何かが大きく変わることはない。自分の意志で契約できるようになるのはもちろん大きな変化だけれど、内面的には「成人」としての「自分」がどんなものなのか、どう変わるのか(変わったのか)、そこは難しい問題だと思う。
今年19歳になったばかりの僕は4月になるまで、未成年という肩書きに守られている。小学生の時も中学生の時も、高校生の時も「大人」に憧れていた。成人になって自由になりたいと心から思っていた。だけど、大学生になって18歳の1年が過ぎ去った今、なぜか、「成人したくない」という感情が芽生え始めている。
でもやっぱり「大人」にはなりたい。
交錯するこの感情はよくわからないけれど、いつか未来の自分がこのnoteの記事を読み返したときに、19歳で成人になったことについて、良かったと思うのか、それとも逆か、非常に楽しみである。
それと今日の夢にBTSのジョングクが出てきたということをここに残しておきたい。最近BTSの曲をよく聴いているからだろうか。しかしながら、一昨日は非常に恐ろしい悪夢だった……。寝ている間に人間は「夢」を見る。ただ、なぜ寝ている間に夢を見るのかは現段階ではわかっていないらしい。
脳内において貯蓄された過去の思い出や記憶、直近の出来事、感情などが結びつき、それらが寝ている間に「物語」となって映像化しているのが「夢」だ。仮説は多くたてられているが、あらゆる脳内の情報を整理するために見ているというのが一番多く支持されている仮説である。
内容が脱線してしまったが、来月迎える成人を前に、未成年として送る残り1か月をより充実したものにしたい。