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世の中は " 守破離 " (しゅ・は・り)だ。
昔、フランス料理を習っていました。
あるとき、近くの小学校の先生から
「子供たちに、卵を使った
アレンジレシピを教えて欲しい」
と頼まれた先生。
引き受けたのかと思ったら…
まず学校の先生に
『子供たちは、たまご料理の基本は
学んだんですか』と質問したとのこと。
「そしたら、やってないって言うから、断ったわ」
「ゆで玉子、たまご焼き、炒り玉子。
基本をやってないのに応用なんて。
そんなの、ただのデタラメよ。」
小学生相手であっても
基本ができてないのに、応用だなんて、
そんなのただのデタラメよ。
そう言い切った先生は
すごいな、と思いました。
「型にはまるな」とか
「型破りの」とか
それってやっぱり
「型:基本」をマスターして
初めて言えることなんだと思う。
基本もできていないのに
オレ流、自己流は、
ただのデタラメ。
歌舞伎なんかも、
演目の大胆なアレンジができるのは
「型」をマスターしたからこそ…
なんでしょうね。
しかし。私の職場では
でたらめが横行しています!
仕事も守破離でやって欲しいよね~。
自己流、オレ流はだめだよ~。
守破離
剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。
「守」師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
「離」一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。