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壱岐島のポテンシャルビーチ
すごいビーチを見つけた!ずっと足のつく浅瀬、目をつぶって歩いても安全な100%砂地の浅瀬、太陽がキラキラする透明な海。ビーチの監視員さん2人と海の家一軒が、時に私のためだけに存在してくれている。泳いだり、波と遊んだり、砂浜で本を読んだり、ビーチの正しい楽しみ方、久々に満喫した。
関東では、足の踏み場もないビーチ、大音響の音楽、隙間なく建てられた海の家からの呼び込みに、本当にうんざりしている。むしろここ数年はビーチを避けているくらい。自分がビーチ嫌いなのかと思ってしまう。海上を見ても人混み。パドリングやジットスキーでごった返す。ぎゅうぎゅうのパーティーをするのに、ビーチである必要性がどこにあるというのか。オーバーツーリズムって恐ろしい。
壱岐島滞在中は毎日このビーチで時間を過ごした。その時は気づかなかったのだけれど、羽田からの帰り、そして1週間経った今もまだ、このビーチにいた時の感覚がしっかりと残っている。海に浮かびながら聞いた、砂を掻く波の音がまだ耳に残っている。海に浸たりながら、見渡す限りの独り占めの海。思い出すたびに心が洗われて満たされていく。