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男気じゃんけんは主体的になれるツール

ちょっと前に学んだ、7つの習慣のうちの一つ、「主体的になる」ということ。

やらされてるんじゃない、自分で選んでやるんだ

この、心持ちでいると、不思議と寸前まで嫌々だったことも、やった後の爽快感が半端ない。

ぴぃのミッケが現れてから、我が家のお風呂タイムはだいたいシャワーが基本。

なるべく長引くことがないように、サッとシャワーで済ませる。

あまりお風呂を沸かすという習慣がなくなった。

最近、私が渾身のお風呂掃除をおみまいした事で、ぴぃがお風呂に浸かりたいと言い出した。

その日はそのままぬるめの湯を沸かし、ぴぃと久しぶりに長風呂する。

その次の日から、ぴぃはまたお風呂に浸かりたいと言ったことをきっかけに、誰がお風呂を洗って湯を沸かすところまでやるかという流れになった。

毎日の湯沸かしなんて、浴槽をサラッと洗ってボタンを押すだけの、大した作業ではない。

でも、この作業ですら、めんどくさいと思うことが多々ある。

またお風呂に浸かりたい!と言ったぴぃのそばで、私の顔が若干歪んだ。

それをきっかけに、パパも加わって3人でじゃんけんしようとなった。

せっかくだから、男気じゃんけんにしようと言ってみた。

じゃんけんに勝った人が高額の買い物をするというのが正式ルール。

我が家では、勝った人がお風呂を洗って湯を沸かすシステムに。

ここで大事なのは、じゃんけんをする前も、してからも、自分はやりたくてしょうがないんだという意気込みを見せること。

じゃんけんをする前は、「すごいやりたいから絶対に勝つ!」とか、「なんだったらじゃんけんなんて必要ない!」とか、とりあえず言い合う。

そして、じゃんけんに勝ったら、まず大声を出して喜んで、潔くお風呂場へ向かう。

嘆いたり、嫌がったり、後悔したりなんて絶対にしない。


というわけで、初めて導入された男気じゃんけん。

初回は私が一発で勝った。

「よっしゃーーーーー!!」と言いながら、お風呂場に向かう。

ついでに鼻歌なんか歌いながら浴槽を洗う。

あんなに嫌だったのに、なんだか爽快!

これは、主体的に取り組んでみた成果なんだと思う。


そして今日、ぴぃが勝ち、約2年ぶりにお風呂掃除をしてお湯を沸かしてくれた。

お風呂の汚れがミッケだった頃が嘘のよう・・・

「ママ!お風呂見て!!きれいになったよ!」

とお風呂場から聞こえたぴぃの声は、活き活きとしていた。

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