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眠れない夜には楽しみを、不安には安心を。
昨夜ぴぃが久しぶりに眠れないと言って起きてきた。
時刻は夜中の12時半ごろ。
部屋に入ったのが、11時前だったから、それまでいろいろと考えごとをしていたらしい。
そしたら、不安になっちゃって、怖くなっちゃったようだ。
私のベッドに潜り込み、しがみついて震えていた。
そんな夜もあるよね・・・てか、「明日が怖い」そんな夜ばかりだよね。
改めて、ぴぃは強いなと思えた。
こんなに不安で怖い夜を、もう何年も1人で・・・と思うと、ぎゅっと抱きしめて、背中をさすってやることしかできない自分が歯痒い。
どんな考え事をしていたのか、何が不安なのか、できれば聞いてやりたい。
でもそれも、ぴぃが聞いて欲しい時は話てくれると信じて、あえて聞かない。
その代わりに、「不安だね、怖いね」とぴぃの気持ちを受け止めた。
そして、少し体の緊張がほぐれた頃に、何でもない話をした。
私「さっき、漫画を読んでたら、ミスドのポンデリングとオールドファッションが出てきて、それをみたら、無性にミスドに行きたくなったの。明日、ミスド散歩に付き合ってくれる??」
ぴぃは無言で何度もうなずき、「ポンデリング食べる」と言った。
ぴぃはミスドのポンデリングが大好きで、他のドーナツには目も暮れず、ポンデリングだけを何個も食べる。
そして、そのミスドはぴぃとよく行くショッピングモールの中にある。
そして、その近くにあるアニメイトにはしごするのはお決まりのパターン。
ぴぃの中で、明日に光が差したのか、まもなく寝落ちた。
今日、3時のおやつタイムに家を出た。
ミスドより先にアニメイトへ行く。
ぴぃ「あ〜スッキリした。気分がいいよ。さ、ミスドへ行こう!」
何も買わなくても、グッズを見るだけで癒されるんだそうだ。
そしてミスドへ。
いつもは白い砂糖がついたポンデリングだけを食べるぴぃ。
今日は、初体験をしたいんだと、黒砂糖のポンデリングを選んだ。
それも小さいけれど、勇気ある確かな一歩。