覚悟はしていても身内からの言葉だときつい。
先日、パパの実家へ行き、長男家族と久しぶりに会った。
パパの家族は父母含め、男三兄弟みんな優しい。
長男の奥さんも明るくてお話好きで、空気も読めるのでとても接しやすい。
ぴぃのことも、詮索することなく目の前のぴぃ自身を受け止め接してくれる。
長男もおしゃべりでユーモアもあるし、基本優しい。
そして時々、みんなが呆れるほど悪意のない無神経な発言がこぼれる。
でも、ぴぃと長男はアニメやゲームの話でよく盛り上がる。
というよりも、持ってる情報をお互いにぶつけ合ってるような会話が続く。
そして話が尽きて、そろそろ帰ろうかとなった時、長男はぴぃに言った。
長男「何時に寝てるの?」
ぴぃ「夜の12時を回る時がある。」
長男「そんで何時に起きるの?まさか昼過ぎとか?」
ぴぃ「・・・バレたか。そんな日もある。」
長男「それってさぁ、一日を無駄にしてるよね?もったいないって思わない?」
ぴぃ「だって起きれないんだもん。寝つきも悪いし。」
長男「起きようとしてないからだよ。」
ぴぃ「起きようと思う日は起きれるもん。」
長男「それは甘えだよ。甘えてるだけじゃん。」
ぴぃ「・・・」
私「寝つきが悪いとどうしても遅くなっちゃうの。夜は色々考えちゃうから。いいの、起きる時は起きれてるから。」
聞いてられなくて、フォローしたつもりだったけど、なんか違ったかも。
まだ話を続けようとする長男を遮るようにしてパパが「もう帰ろう」と言った。
ぴぃは肩を落とし、なんとなく涙をぬぐっているようにも見えた。
ぴぃの背中をさすっていたら、だんだん腹がたってきた。
なんだか悔しくて、悔しくて、夜も寝付けなかった。
今までは呆れはするけどなんとも思わなかった長男の無神経な発言。
言われてしまったことはしょうがない、いつか誰かに言われてしまうことと覚悟してはいた。
でも、まさかの身内から。
よりにもよってぴぃが慕っていた長男から。
わざわざぴぃ本人に向けて投げられた言葉。
フォローじゃない、大きな盾になって守ってやりたかったと思ったら、もっともっと悔しくなった。
ここへきて、悪意のない無神経さが災いと思ってしまった。
良くも悪くもぴぃの刺激にはなったと思う。
私が言うよりも傷は浅く済んだと思って切り替えよう。
あとは、ぴぃ自身が受けたダメージをしっかり乗り越えられるよう見守るしかない。