卒業後もつながる、バーチャル社員試食会
3月後半、都内でも桜がちらほらと咲き始める中、Soup Stock Tokyoの本社にてバーチャル社員試食会を開催しました。今回はその様子を皆さまにお伝えしていきます。
バーチャル社員って？
スープストックトーキョーには、在籍している社員やパートナー（アルバイトスタッフ）以外にも、バーチャル社員という仲間がいます。
卒業した社員・パートナーのなかで希望する方には「バーチャル社員証」を発行し、卒業後もスープストックトーキョーと繋がりつづけることができるのです。バーチャル社員証があれば働いている人と同じように、どこのお店に行っても10％引きで食事ができますし、メルマガや社内報で情報を得たり、試食会や社内イベントに参加できたり、ライフステージにあわせて出戻りすることができます。
名前の由来は、エストニアで始まった「バーチャル国民」の制度。「納税さえすれば誰でもバーチャル国民になれる」という社会制度を、スープストックトーキョー流に「バーチャル社員証」と名付けることにしました。
一緒に働いていた店長と、10年ぶりの再会も
今回はコロナ禍以降、初となるリアルでの、新商品試食会の開催。バーチャル社員の皆さんがスープストックトーキョーで働いていた当時のメンバーも参加すると、久しぶりの再会で、思い出話に花が咲きました。
当時一緒にアルバイトスタッフとして働いていて、今でも連絡を取り合っている方。
「スープの季節商品が出ると、今でも一緒に食べに行くんです」というバーチャル社員同士の方。「一緒に働いていた社員さんが来るって聞いて参加しました」という方。
一人ひとり、参加されるきっかけや、働いていた店舗や時期も異なりますが、スープストックトーキョーで働いていたという共通点からすぐに打ち解けあっていきます。
働いていたからこそ、生まれる気づき
今回のバーチャル社員試食会では4月後半から販売される新商品の試食。実際に召し上がっていただき、どんな時に食べたいのか、買いたいのか、プレゼントとしてもらったときに嬉しいのかなど、皆さんの声を聞いていきます。
スープストックトーキョーで働いていた経験、そして一人の利用者としての視点を持ち合わせているからこそ、「なるほど」と気づかされるところも。
久しぶりに自分でよそう「東京ボルシチ」
試食会が終わった後は、スープやカレーを食べながらの座談会です。好きなスープやカレーをあれこれ選ぶ時間も、やはりバーチャル社員の皆さんならではの盛り上がり。
働いていた経験があるからこそ、スタッフ人気のスープがすぐになくなったり、「あ～やっぱりそれを選ぶよね！」という会話が飛び交います。
そして今回は、バーチャル社員の皆さんおなじみの「東京ボルシチ」をご用意。
スープストックトーキョーで働き始めて、最初にやってくる関門が人気商品「東京ボルシチ」。じゃがいも、人参、牛肉を表面に浮かすように、きれいに作品性高くよそえるか。新しいスタッフは先輩スタッフにコツを教わりながら、一生懸命練習をします。
卒業して、久しぶりのレードルに皆さん少しあたふた。それでも、作品性を意識してよそおうとする姿はまさに働いていた経験があるバーチャル社員の皆さんならではです。
辞めた後も「共感」でつながり続ける
食事をしながら、最近の仕事や私生活のことはもちろん、これからバーチャル社員としてどんなことをしていきたいかについても話しました。バーチャル社員同士の異業種交流会や、世代ごとに集まっての交流会、いま働いている会社とのコラボレーションなど、たくさんのアイディアが次々と生まれていきます。
自然とこんなアイディアが浮かんでくるのは、バーチャル社員の皆さんが辞めた今でも「スープストックトーキョーが好き」でい続けてくれるから。
実際に今、スープストックトーキョーで働いていなくても、一度ブランドに共感してくれたメンバーとなら、共にこれからもっとおもしろいことにチャレンジできるのではないか。
バーチャル社員の皆さんとのこれからが、さらに楽しみになる会となりました。
まだバーチャル社員になっていない卒業生の皆さんへ
現在バーチャル社員数は約1700名となり、たくさんの卒業生の皆さんに登録いただいています。
試食会に参加して下さったり、店舗に足を運んでくださっているという声をきき、よりバーチャル社員の皆さんに楽しんでいけるような制度にしていければと日々企んでいます。
このnoteを読んでいて、バーチャル社員に登録していない卒業生の方。ぜひ以下のURLからご登録ください！
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