婚カツ中のあなたへ
15歳の娘がいる友人
最近、娘がこんなことを言ったという。
同じクラスのAくんのこと
いいなーって思ってたけど
なんだか、この1ヶ月で冷めちゃった。
ん?どーした?
どうもこの休校中に、気になってたAくんとLINEのやり取りをしたり、電話でも数回話したそうだ。
で、気づいてしまった。
この男、私の話をちゃんと聞いてくれない!
自分のことを話すのが大好きで
趣味や好きなことはワーッとしゃべりまくるが、そのあと、女の子が話してることには
ほとんど興味を示さず
適当な相づちしか打たないのだと。
ん?なんだろう?この違和感
自分を大切にしてくれないこの感じ…
こんな男とはこの先付き合えない。
Aくんへの気持ちがすっかり冷めてしまった。
なるほど。
私は友人とイイネ、イイネと盛り上がった。
男を見る目を養っているじゃないか!
「私の話にもきちんと耳を傾けてほしい」
当然だ。
Aくん、早く気づけるといいな~
話し上手より、聞き上手の方がモテるのだよ。ちゃんと相手の話を聞くということは
相手を大切にすること、そのものだ。
それを友人の娘は誰から教えられるまでもなく、わかっていたからこそ、Aくんとの会話のなかで違和感を感じたのだろう。
「人のいいところを見るようにしましょう」
子供の頃からそう教えられてきた。
いや、教えられたわけではなく
そうするべきだと考えるよう様々な過程で
仕向けられているのかもしれない。
そして、その通りだとも思う。
相手の悪いところばかり見ていては
良い人間関係は築けない。
でも敢えて言いたい。
特別な関係を築く相手を探しているときは
注意深くなった方がいい。
好意をもつ相手なら、
自分に好意を寄せてくる相手なら、
ついつい相手のどんな部分も良いようにとってしまいがちだから。
一瞬感じたその違和感をうやむやにしない。
人を見る目を養うとはそういうことかもしれないなと、友人の娘のエピソードから再確認した。