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平山郁夫美術館で敦煌莫高窟第57窟の美しい壁画に再会

平山郁夫美術館を15年ぶりに再訪しました。思いがけず展示が少なく、ちょっと拍子抜けでしたし、なんといっても瀬戸田の風景が余り展示されておらず、ううん、山梨の方が充実しているなあと思った矢先、企画展として平山郁夫が保護に力を尽くした敦煌莫高窟の、特別窟57窟のクローン文化財技術で再現された展示がありました。来年3月までのものです。
敦煌は4年前に家族で訪れ、特別窟の数々も特別料金を支払って見学していました。なので、懐かしく、そして間近に見られたことは、とてもうれしい誤算でした。

敦煌で最も美しい菩薩と呼ばれる壁画。金の飾りが実物と同様浮き出るように残されていて、ライトを横から当てるとその立体感がよくわかる。その質感まで全く同じ
向かって左側の壁。その左が先ほどの菩薩
向かって右側の壁。こちらは色の退色が進んでおり、肌色が灰色になっている
正面の塑像と壁画
こちらは本物の敦煌莫高窟の第57窟の入り口。敦煌では中の撮影は厳禁ですが、クローン文化財は撮影ができるのもうれしい

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