勝間式超ロジカル料理 後がけしょうゆ肉じゃがを作りました。
勝間式超ロジカル料理という本に載っている後がけしょうゆ肉じゃがを作りたくて作ってみました。
勝間和代さん(経済評論家)はさまざまな活動をされていますが、私はなかでも調理家電を駆使されたり、味付けも具材の重さをはかって計算するという、時間も手間もなるべくかけずに美味しく作るということを研究されているところに注目しています。
他にもたくさん本を出されたり、youtubeチャンネルを開設されたりしています。
以前の記事でサラダについて書きましたので、良かったらこちらもお読みください。
勝間さんはシャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」と自動調理無水鍋「ホットクック」を使われていますが、私はホットクックではなく、アメリカのインスタントポットinstant potという高圧電気鍋を使っているので、そちらを使っての応用パターンで、今回は
後がけしょうゆ肉じゃが
を作ってみようと思います。
勝間さんがレシピの前に書かれていた文です。
来客に出すと、目を丸くしておいしい!と喜ばれる一品です。裏を返せば、それほどみんな、疑いながら口にする、ということですが(笑)。
このレシピが生まれたきっかけは、低音蒸し調理の第一人者である平山一政さんの「煮込まない筑前煮」でした。食材はそれぞれに適切な温度と時間で蒸してから、最後にまとめてしょうゆをからめる、というやり方で、これはほかの煮物にも応用できると思ったのです。考えてみれば、肉と野菜は性質が全く違うのに、まとめて加熱する方が無理があります。ただ、私は食材をそれぞれに蒸すのではなく、肉のみ個別で野菜はまとめて蒸しても大丈夫だろうと考えました。・・・
従来のように煮込まない分、しょうゆを使う量が少量で済みます。節約も減塩もできるので、ぜひ一度だまされたと思って作ってみてください。
材料と作り方(1〜2人前)
ジャガイモ・・・2個
ニンジン・・・1/2本
タマネギ・・・1/2個
豚肉薄切り・・・約100g
しょうゆ・・・具材の総量に対して3.5%
①ジャガイモ、ニンジンはピーラーで皮をむいて包丁で一口大(8〜10等分)に切る。
タマネギは皮をむいてから包丁で一口大(8〜10等分)に。
ホットクック用の内鍋に入るサイズの足つきのザルに、切った材料を入れる。
⭐️私はinstant potに入れました。
②ホットクックの内鍋に150mlぐらいの水を張り、①のザルを入れ「手動」→「蒸し板を使って蒸す」を選択して30分加熱。
※代用レシピ:蒸し器で10〜15分蒸す。
⭐️私は蓋をして「蒸し料理/高モード」で7分加熱し、加熱後保温を消し、クイックリリースをしてフロートバルブが完全に下がったら蓋を開ける。(トータル30分くらい)
③ヘルシオの天板に網をセットして、その上に豚肉を1枚ずつ並べる。「ソフト蒸し(70度)」で15分加熱し、低音蒸しハムをつくる。
※代用レシピ:蒸し器の水が沸騰したら中火にし、豚肉を8〜10分蒸す。
▲勝間さんのやり方通りにハサミで切りました。
④皿をはかりにのせてゼロリセットし、②の具材と一口大に切った③の豚肉をのせて具材の総量(ここでは215g)を測る。
⑤しょうゆの量を計算する
具材の総量に合わせてしょうゆの量を計算する。
しょうゆの適量は具材の総量に対して3.5%だから、ここでは
例 具材215g×3.5%=しょうゆ約7.5g
⑥しょうゆを回しかけて・・・
⭐️うちのこのはかりは0.1の位まで測れないやつでしたので、およそ7.5gで。ギリギリ8gいってしまいました。
完成!
いただきます!
失礼ながら味に関しては半信半疑でした。
だしも何も入っていない、ただしょうゆをかけただけの肉じゃがは一度も食べたことがなかったからです。
一口食べました。
ん!?
美味しい!😳
ただ野菜とお肉を別々に蒸してしょうゆをかけただけとは思えない素材の甘みと風味がしょうゆの風味や香ばしさに包まれて調和していました。
それぞれの素材のかみごたえとそのままの味の良さが生かされていて、普通の肉じゃがのように煮込まれて同じ味になっていないことがこんなに美味しいなんて思いもよらない事でした‼️
家族も ん!?美味しい!なにこれ!?とびっくりしていました。
本当に「なんだこれは❓‼️」っていうくらい美味しかったです。
私はホットクックは使ったことがありませんので、実際の味はわかりませんが、インスタントポットinstant potで作ったのはとても美味しかったので、ホットクックでも美味しいのではないかなと思います。
平山一政さんの煮込まない筑前煮も気になるところです。
まとめ
ほんとにほんとに野菜を蒸している間にお肉を蒸して後で混ぜてしょうゆをかけるだけの手間がほとんどかかってないレシピです。その手間のなさのわりにとても美味しい料理を見つけることができ、とても感動しています。
勝間さんに感謝です!
勝間さんも書かれていましたが、お惣菜を買うより出来立てなので美味しくて、安いです。お惣菜を買いに行く時間があれば作れるし、調理家電代金もそのうち元が取れるんじゃないかなと思いました。
知っておけば時短になる豆知識 (勝間さん+α)
適切な塩分量とは?
ロジカルクッキングの提唱者である水島弘史さんいわく、「おいしいとは塩分が食材の総量の0.6〜0.8%である」。私はそれにならって、塩を加える場合は材料の総重量の0.6%を基本にしていて、塩分を含む食材を使う場合は、それ以下にしています。味噌としょうゆは含有される食塩相当量が違うので、しょうゆは食材の3.5%、味噌は食材の5%が目安です。
計算もスマートスピーカーを使っているそうです!
オッケーグーグル!
ヘイSiri!でもいけるかな?
指でつまんだときのお塩の量です。
親指と人差し指2本でつまむと0.8g 約小さじ1/8
指3本でつまむとだいたい1g 約小さじ1/5
指4本でつまむとだいたい2g
いかがでしたでしょうか?
またほかのレシピにもチャレンジしてみたいです!