【役員インタビュー】就職できず帰国する外国人をゼロに!「トライアル雇用」で、企業・外国人材に安心いただける事業を発足(サウンズグッド)
年々日本の少子高齢化が加速し、
今や日本国内の労働力だけでは人材不足の解消が難しい状況なことから、「正社員として外国人を迎え入れる需要」が高まっています。
中でも『特定技能人材』が注目されているのはご存知ですか?
「ニュースや新聞でも聞いたことあるけど、イマイチ分からない」という方のために、今日は5分で読める内容でお伝えしたいと思います!
サウンズグッドでは、6月から特定技能人材をサポートする事業を立ち上げました。今回はその事業部長である中田さんに、特定技能について分かりやすく聞いてみました!
人材不足で困っている方、会社のグローバル化を推進したいとお考えの方の、参考になれば嬉しいです🎵
『特定技能』とは
ーそもそも、特定技能って何なのですか?
2019年に新しくできた、外国籍の方が日本で働く在留資格のひとつです。
特に人材不足が課題となっている12分野の業界で働くことができます。
ただし、特定技能人材を採用する場合、
企業側は仕事だけでなく、生活のサポートもする必要があります。
例えば、
・引っ越し(住まい探しも含む)
・水道、ガス、電気などのライフラインの開通手続き
・銀行口座の開設
・医療機関の情報提供
などなど・・・、
慣れない土地で安心した暮らしを送り、働けるためのサポートが必須です。
でも実際、会社の従業員が本来の仕事もしながら、
ここまで外国人社員のサポートをするのはかなり大変だと思います。
そこで登場するのが、「登録支援機関」なんです!
登録支援機関は、これらの特定技能人材のサポートを受入れ先企業に代わって行う、いわばプロの外国人材サポーター集団です!
私たちサウンズグッドも出入国管理庁より認定を受けて、今年6月より登録支援機関としての事業をスタートしました。
新事業への想い
ー今回、どのような想いで新たに登録支援機関を立ち上げたのですか?
「人材不足で困っている企業のサポートをしたい」という気持ちはもちろんですが、「日本で働きたい」という外国人の多くが叶わず帰国を余儀なくされているという現状に課題を感じた、というのが大きいです。
私たちSGのグローバル事業部は、2019年から外国人留学生の人材派遣を中心にグローバル人材サービスを提供しています。そのため、留学生が多く在籍している大学に伺うこともよくあります。
日本の大学で4年間勉強して、日本語もしっかりと話せる留学生が
就職先が見つからず、泣く泣く母国へ帰るケースなども見てきました。
「人手が足りない」って、企業から困っている声を聞いているのに
「日本で働きたい」という人が、就職できなくてたくさん母国に帰っていくんですよね・・・。ある大学の担当者との話では、留学生の5割が就職できず母国へ帰国すると聞きました。これって、日本にとっても労働力の損失ですし、早急に解決すべき課題だと感じたんです。
企業と留学生双方の課題を解決するにはどうしたらいいかと考えた結果、
登録支援機関として、外国人の方の就職サポートをすることが今の私たちにできることだと思い、立ち上げに至りました。
特定技能の資格条件
ー特定技能で働くには、どうすればいいのですか?
資格取得の必須条件は、この2つです。
先日、当社で登録している留学生161名にアンケートをとったのですが、
9割以上の人が「卒業後は日本で就職したい」と答え、
特定技能についての質問では、「資格を取得したい」「詳しく知りたい」といった特定技能へ前向きな関心を持っている人が6割以上いることもわかりました。
私たちは希望者全員が特定技能の資格を取得できるよう支援していきたいと思っています!
*当社が外国人留学生161人に実施した「就職・特定技能に関する意識調査」はこちら↓
特定技能で採用するメリット
ーでは企業側が、特定技能で採用することのメリットは何ですか?
この4つが、大きなメリットになります。
➊専門知識を持つ即戦力人材の採用ができる
特定技能ビザを取得している人は、
試験に合格した=一定の専門知識・技術を身に付けている
ということなので、入社後も即戦力として働くことができます。
また日本語も話せる人材のためコミュニケーション面も安心できるというのも大きなポイントだと思います。
❷短期離職が少ない(長期就労者)
特定技能で働く彼らは業界でのキャリアを長期的に見据えています。
他の在留資格の中には、「単純労働かつ限られた仕事しかできない」というビザもありますが、特定技能は実務労働もできますし、マネジメントなどの業務にも従事でき、仕事の幅が非常に広いのです。
そのため、採用した特定技能人材をしっかりと教育して、ゆくゆくは責任あるポジションで長期的な活躍が期待できますね。
❸フルタイム人材を採用できる
特定技能では基本的には直接雇用となるので、週40時間、働くことができます。日本人と同等の時間働ける人員を確保できるというのは、人手不足解消には欠かせない良いポイントだと思います。
❹採用から入社後の支援まで外部に任せられる
先ほど「『特定技能』とは」でもお話ししたように、特定技能制度では、受け入れ準備と入社した後も引き続き生活支援を行うことや、定期的に出入国在留管理署に状況報告を行うことが義務付けられています。
ですが、これらのサポートは我々のような「登録支援機関」に全て任せることができるので、企業様は安心して本来の業務に専念していただける!というのが他の外国人採用と異なるメリットです。
何が違うの?サウンズグッドの特長
ーでは、サウンズグッドだからこそ!というサービスの強みはありますか?
そうですね、当社の強みは大きく2つあります。
まず1つ目は、私たちは総合人材サービス会社として14年の実績があり、
人材採用、就業者サポートなどのノウハウを活かしたきめ細かいサポートを提供できます。
これによって、高い定着率に繋げることができています。
また、私が管轄する外国人派遣に特化した「グローバル事業部」では、独自の人材分析ツールで、外国人スタッフのひとりひとりの過去の勤務実績、性格やタイプ、向いている職種などを事前に企業様へ開示することができ、ご希望に添った人材のご紹介が可能です。
さらに、グループ会社には、特定技能制度が開始した2019年から登録支援機関として活動している「日本料飲外国人雇用協会」があり、すでに900人ほどの支援実績があります。この協会と支援業務のノウハウを連携しているのも強みだと思っています。
2つ目は、サウンズグッドならではの導入方法として、
【トライアル期間】を設け、まずは「外国人を雇用すること」をお試しいただけます。
・言葉によるハードルはないか?
・業務指示の仕方は日本人と同じで大丈夫か?
・文化の違いによるコミュニケーションの課題はないか?
など、不安な点も多いと思います。
このような不安を払拭するために、サウンズグッドではまずは派遣として外国人材を雇用することが可能です。
派遣で始めるイメージを2パターンお伝えしますね。
【ケース1】
派遣社員として留学生Aさんが就業。今後もAさんに働いて欲しい!と希望した場合、在学中に特定技能の資格を取得。翌3月、学校を卒業したら直接雇用に切り替えて引き続きAさんを雇用。
【ケース2】
派遣社員として留学生Aさんが6か月間トライアル就業。外国人を雇用することへの不安が払拭できたので、特定技能人材のBさんをご紹介し直接雇用に切り替え。
このように、まずはハードルを低く外国人材を導入して、実際に一緒に仕事をすることで不安を払拭し、納得した上で、特定技能人材の雇用を開始することができます。
ーなるほど!トライアル導入して納得した上で導入ができると、企業側も雇用される外国人側も安心ですね。
はい。私は、日本に働きに来た外国人材に、仕事を通して日本をもっと好きになってほしいと思っています。
身に付けたスキルは自分自身の価値を高め彼らの可能性を広げます。
企業様にも喜んでもらい、彼ら自身も「日本で働けてよかった」と思えるサービスをこれからも提供し続けます。
特定技能人材について、お分かりいただけたでしょうか?
派遣事業を行なっているからこそ、このお試し期間を通して外国人雇用のトライアルができるのが、他にはないサウンズグッドの特徴です!
もし、少しでもご興味をお持ちいただけましたら、
ぜひお気軽にお問い合わせください!