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ベトナム旅行記制作中…⑦

〜ベトナムの看板に感動!色使いとカオスと『良い加減』〜

空港を出るや否やたくさんの他国から帰る家族や友人のお出迎えの人だかり。

まるでスーパースターにもなった気分で空港を出ると、何より嬉しかったのはホーチミン空港を出て妻の親戚のお出迎え。

妻の親戚と会える喜びは4年間会えなかった思いでいっぱいに溢れて微笑ましい瞬間。

ベトナムは暑いと聞いて警戒していたのだが、摂取30度前後と聞いていた割に、当日は空気はカラッとしていて意外に涼しかった。

僕が驚いたのは何よりホーチミンの街に所狭しと立ち並ぶお店の看板に目を奪われた。

日本には無い、独特の色づい。見たことのない国の雰囲気、空気、匂いに興奮。
赤、黄色が多く、次に緑、青と、とにかく派手に目立つような色使い、飛び交う異国の言語に突然鼻をつく生臭さと日本では見れない、人々が交わり合いながら蠢く様な交通状況を観て更に興奮!

大昔に〈中国〉の支配下、その後も(〈日本〉の支配下の時もあった)〈フランス〉の支配下でもあったためか、言語もローマ字の影響しており、建物の装飾も【フランス風の建物に中国風の装飾】と影響が色濃い。(詳しくは知らんけど)

ここは社会主義国なのかと思うくらい、行き交う人々が自由気ままに働き過ごしている様に見えた。その日暮らしの方々もいると聞いたが妙に明るく生命力溢れる雰囲気と活気がたまらなく心地よかった。

仕事しているはずなのに寝ている人、反対車線をする人、上半身裸でバイク行き交う街並みをただ見ているオッサン…あげればキリがないが

その時に感じたのがここの人々は『いい加減』ではなくて、『良い加減』に生きていたという事だ。

これだけではないが、現代の日本で“失っている何か”がベトナムにはある様に感じた。

そんな見渡す景色が歪でありながら交わる“カオス”な雰囲気は僕にとってえぐられる様な斬新さを覚えながら、どこか心地よく懐かしい様な不思議な感覚を覚えた。

ベトナム旅行記制作中…つづく

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