背中はその人が「自分の過去をどう思っているのか?」を表している
気功的な見方のお話です。
誰にでも今まで生きてきた過去があります。
背中にはその人の過去そのものでなくて
「過去をどう思っているのか?」が表れています。
体格が良いかどうかでなくて、
『どんな過去であっても、今それを認めているかどうか?』が大切です。
それが背中に見えてきます。
比喩的な表現で「しがみつきたい背中」といいますが、「頼りになる人は、その過去を後悔していない」から、その人に頼っていきたいと思えるのです。
自分が相談したいとのは、過去を悔やんでいるような人では無いですね?
後ろ姿を見てから、相談するかどうか決めよう
顔や前からの見た目は、簡単に取り繕うことができます。
初対面で挨拶して話をして、別れていく後ろ姿を観察することが大事。
商談相手でもお買い物の店員でも、プライベートな付き合いをしたいなーと思う相手でも、しっかりと見たいのは後ろ姿です。
では自分の後ろ姿は?どうなっているのか
これは確かめるのが難しい。
あわせ鏡にして見ても、それは取り繕っているから正確ではないですね。
これはもう、一つひとつ過去を思い出していくしかない。
そして過去の出来事に対して、いまどう思っているのか?
自問自答しましょう。
「あのとき、こうすれば良かった」と思い直すことがあっても構いません。
そう思うのは当た前。
過去にクリア出来なかったことは、このさきも同じように引き起こすでしょう。
その時に過去の体験から学習したことを、当てはめて今、それをクリアすれば良いのです。
いま思い出せる過去の出来事で、大きなことから取り組んで行きましょう。
一日でクリア出来なくとも、日を重ねて根気よくやればいいです。
誰かに頼りされる人物になるためでなく、『自分で自分を頼りにする、信頼する自分になっていく』ための過程で必要なこと。
自分で自分を信頼できない人を、他の誰からも信頼されません。
自分を信頼することが、自分自身から始まる大きな目覚めへの第一歩
そとのなにか(経典や教祖 )を信じなくとも、自分が信じられることが、自分の人生を生きる始まり。