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瞑想でつながった世界
「瞑想」について、情報や知識が得られる場所は沢山ありますが、ここでは私の体験をお話ししたいと思います。
幼い頃から「瞑想状態」に慣れ親しんできたように感じます。多様な情報がなかったため、私がよく体験することについての名称も知らず、それが珍しいことだとは思ってもみませんでした。
私の視えている世界が全員共通だと思っていたため、そのことについて考えることもありませんでした。
働きに出ることを辞め、隠居生活を謳歌しようと決めた時、自然と森へ行くようになりました。そこで体験した瞑想状態がヤミツキになりました。
森へ行けない時でも、その心地良い状態をキープできたら素敵だと考え、昔のCD付書籍「マインドフルネス」や「音叉ヒーリング音楽」を思い出し、さまざまな方法で頻繁に「瞑想」することにしました。
結果として、「瞑想」に夢中になり、森ハイキングの中でも行うようになりました。自然の中で風に吹かれながらの瞑想は格別で、目を閉じても開いていても心地良い状態が続きました。
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時には目を瞑って雑念が湧き、集中できない日もありましたが、わりとすぐにもう一つの世界にアクセスしやすくなりました。
驚いたのは、私がアクセスしているように思っていたのが、向こうから繋がってくることでした。人間の空想世界を膨らませるものだと思っていたのに、全く違ったのです。
初めの頃の私の瞑想は、こんな風でした。
目を閉じ呼吸に意識を向けると、真っ暗で静かな世界になります。全てが静寂になったところで、あちら側から何かがやって来るのです。
見たこともなく、感触も温度も初めての感覚を持つ変幻自在な生き物が多く、それはまるで意識体が集結してARTとして体感させてくれるようでした。
私には、光の集合体が形作った長い流線型の生き物が迎えに来ることがよくあったので、これを観た人たちが龍だと言ったのかなぁと思いました。
現実風景ばかりでなく、デジタルなゲームの世界のような時もあれば、水中のような浮遊感の空間だった時もあります。
どの出逢いもなぜか懐かしく安らげるのがまた不思議です。そして私以上に私の心を知っていて、元気づけるために笑わせてくれたりもするのです。
映画のような初体験ばかりで、まるで明晰夢を起きたまま体感しているような快感です。
現実世界よりも臨場感が桁違いで、鳥肌が立つような感動や、得も言われぬあたたかい安心感、圧倒的に美しい風景、それら全てが私への愛だと確信できました。
この不思議体験も、一つずつ soul art と共にこちらに綴っていこうと思っています。
私にとって「瞑想」は素晴らしい感覚を体感できる入口でしたが、やがて、目を開けていても、もう一つの世界からアクセスしてくることが多くなりました。
今振り返ると、瞑想生活を始めた頃にとても不思議で強烈な体験があり、それによって扉が大きく開かれたようです。
次回はその時のお話をしたいと思います。