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【セッション感想】いくつになっても、わたしは私を愛してあげられる

今日は、生きづらさの主要な原因でもあるインナーチャイルドを癒すためのセッション、「アカシック・ヒーリング」をおこなわせていただきました。

今日のクライエント様は、「自分は無条件に愛される存在ではない」という想いを潜在意識レベルで持っていらっしゃって、恋愛などでも不安が強くなってしまって、なかなかうまくいかないというお悩みを抱えていらっしゃいました。


誘導瞑想状態で、ご自身の身体の感覚に意識を向けていきながら、すこしずつ深堀をしていくと、幼少期、お母様に「心の底から、"本当に自分が満足するまで" 寄り添いきってもらったり、満たしきってもらえたことがない」というインナーチャイルドの傷が出てきました。

安心のスペースをホールドしながら、その3歳くらいの小さなご自身に寄り添っていただき、その子が心から満足できるまで、抱きしめていただくことで、クライエント様の中にあったインナーチャイルドの傷がすこしずつ癒えていき、ご自身の中に統合されていきました。


セッションの中でとても印象的だったのは、クライエント様がご自身のインナーチャイルドと向き合い、本当にそのインナーチャイルドが満足するまで抱きしめてあげたときに、3歳くらいだった小さな自分が小学生、中学生、高校生…と成長していき、最終的には今のクライエント様とおなじくらいの年齢になっていったということでした。

しっかりと満たされたその子は、大人になってからも、身体の中にしっかりと身が詰まっているというか、しっかりと地に足がついている感覚があり、安心感や自信があることを感じられた。

そのようにクライエント様はお話ししてくれました。わたしにとっても、とても印象的なエピソードでした。


子どもの気持ちや感情に寄り添ってあげることが大切であると、頭ではわかっていても。仕事をしなければいけなかったり、家事に追われてしまったり。そういった "日常" と、動き続ける時計の針に追われて、なかなか、子ども自身が本当に満足するまで寄り添ってあげることは、むずかしいものです。

共働きが必須となりつつある現代では、より一層、ですね。

そういった「満たされきったことがない」という欠乏感は、子どもにとって、「わたしは愛される価値がない」といった無価値観や、「わたしの心が満たされることは、ないのかもしれない」といった漠然とした虚無感につながっていってしまうのかもしれません。

わたし自身が、子どもの頃に感じてきた想いでもあり、また仕事もしながら子育てをしないといけないという環境の中で、日々、向き合っている課題・ジレンマでもあります。


それでも、今日のセッションは希望を見せてくれました。

傷ついてしまった心があったとしても。
満たされ切ることのなかった心があったとしても。
何歳からでも、その傷を癒し、心を満たしてあげることは、できるのだという、希望です。

幼少期のうちは、子どもの傷を癒し、心のコップを満たしていってあげる役割の大部分は、親がになっています。

けれども、もちろん、親も人間です。そして、働かないといけなかったり、その他、さまざまな事情があって、子どもに自分のリソースのすべてをかけてあげることは、なかなかできることではありません(それをしたいと願っていたとしても)

そのようなやりとりの中で、子ども自身も成長とともに、自分自身で、自分の心のコップが満たせるようになっていく。
親に抱きしめてもらっていたように、足りなかった分を、自分で埋めていってあげることが、できるのかもしれない。

子どものうちはまだ難しくても、わたしたちは、気づいたときから、自分自身の親代わりとなって、自分の中にあるインナーチャイルドをやさしく抱きしめ、側にいて、愛情と共感を注いでいってあげることができるのです。

その繰り返しの中で、癒されていくものは、きっとある。


そんなことを、あらためて気づかせてくれた、とても素敵なセッションでした。

ありがとうございました。


生きづらさの原因であるインナーチャイルドや過去世を癒す「アカシックヒーリング」セッションの詳細は、こちらです↓


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