部下にうまく指示が出せる人。AIを使わず批判だけする人。
AIが人の仕事を奪うのかPCはどうだった?
イヤな時代になったな。別にAIが使えなくても今でも十分に便利に暮らしているし、スマホだって使いこなせてないのにまっイイや。俺の生きているうちには目の前にはAIはやってこないだろ?そう思っていたりする今日この頃。
iphoneが登場したのは2007年、日本に2代目3Gがやってきたのは2008年。当時はなんかオタクな電話機が来たな。充電1日持たないだ?通信費アホみたいにかかる?画面ちっちゃいから俺はPCでいいや。俺には関係合い。なんて思っていたが今やスマホのない暮らしなんて考えられない。
銀行の口座から子供の学校の連絡や会社のチームとの連絡、行政サービスだってスマホ。俺は使ってないが電車乗りにもピッ、コンビニで支払うのもピッ。現金払いの俺は混んでる時間はちょっと後ろの列からのプレッシャーにビビる。
スマホが使えないと社会から取り残されたような気持ちにもなる。
AIが仕事を奪う。そう考える人はきっと奪われますよ。
AIが俺たちの仕事を奪うってテレビでも新聞でも言ってる。そりゃ怖い時代なだ。そう考える人たちは多分奪われますよ。PCが会社に入ってきた頃、メールだ?そんなもの電話した方が早い!書類だ?FAXの方が間違いない!なんてい言っていた人たち、今でも売上の数字や取引先の入力に困って、若い社員に媚び売って代わりに入力させたり、オンライン会議に参加できずに設定と入室まで部下にやらせてる人はいませんか?それなのに取引先のかわいい担当者さんとは毎日LINEしているようですが。
企画書だってPCで調べ物してデーターベースから実績を拾い出して、レポートもまとめて編集してPDFにして関係先にオンラインで送信している時代が来るなんてFAX用紙がなくなって受信エラーでパニックになってた頃には想像もできなかった。そいえば弊社のFAXがどこかから受信してピーヒャララララァージィイイイイチン!なんて音鳴らしているのもう何年聞いてないだろう?そいえば名刺にはFAX番号書いてはあるけども。
あぁ結局全部俺がやらないと部下には任せられない!
そんな風に部下に的確な指示が出せず、頼んだおいた作業をいちいち電話やメールでこれはどーなっているのか?あれはどーなっているのか?なんて聞かれて、結局俺が自分でやらないと進まない!使えない部下だな。なんて嘆いていませんか?最初に必要なものは手配し、作業工程で出てくるであろう問題についても想定して、作業効率を考慮してスケジュール管理さえしておけば、仕事は自ずと順調に進むはず。都度都度思いつきであとは部下の裁量で出来上がるとばかりに丸投げしてはいませんか?
AIって一体何ができるんだ?ちょっとお前俺に何ができるのかどうやってやらせるのかこの場でやって見せろ?なんてことをAIに言ってみたところで、それが具体的にあなたの頼りになるパートナーなのかは判断つかない。むしろ言うことを聞いてくれない、嫌味な部下のようになってしまう。部下をうまく使いこなす出来た上司が如く、いま何をして欲しいのか、それを行うためにどのように指示すれば思い通りのものが出来上がるのか、そうやってAIとうまく付き合えばとても頼りになる相棒になってくれる。うまく使えるのかどうかはあなた次第。
AIに仕事を奪われるかAIで仕事を奪えるか
実際の現場ではライバル会社やライバル担当者がいる。目の前には業務を効率ヨックこなすためにコストや時間、顧客という敵も多くいる。
これまで3日かかった作業があるとしよう。それが彼らがAIをうまく使いこなし始めると半日で完成するとしよう。向こうは残りの2日半で違う作業にも取り掛かれる。こちらは3日間頭と体を酷使してこれひとつ。当然ライバルは売り上げも上がるし、なんならコストもどんどん下がる。
AIを使いこなすか、AIに何をやってもらえるのか、自分のめんどくさくて時間かかる作業を代理でお願いできるのか、自分では思いつかなかった別な視点を違う角度から見るアドバイスを見せてもらえるのか。そういう発想でAIをどのように使いこなせるかがこれからのカギになります。決まりきった作業を決まりきったアプリケーションに入力するこれまでの発想とは違い、考えられる機械にどのような指示を出せるのかがデキる人デキない人と境界線になってくるのかと。
そして自分はよりクリエイティブでより人間らしい作業に没頭することができるようになるのでは?
これからのAIは機械の体も手に入れる
電気のコードにつながったコンピューターの筐体の中にいるAI。しかしこれからは、世界中で今人型ロボットの研究がうなぎ上がりに進歩してます。どのように命令すればきちんと人間のように動いてくれるか?軽快に二足歩行をしてくれるか?転んだら上手に起き上がってくれるか?そういうプログラミング的発想で行き詰まっていたロボット。けれどAIの発展により仮想空間の中でAIに歩かせてみて、転ばせてみて、走り回ってみたとうシュミレーションを何百時間と行わせて(仮想空間のAIの世界では何百時間はものの数分である)その結果最適解を自ら学習する。生まれたての子供の赤ちゃんが半年たちハイハイしながら立ち上がり、1年以上かけて歩くことを覚えるように仮想空間の中で自ら学習してその動きを実際の機械のロボットの動きに反省させることで、人間にとっては物のあっという間に経験し学習してしまう。
つまるところ優秀な頭脳をもった機械の肉体が、体力の限界を超えて危険な場所でさえも軽々と肉体労働をこなしてしまう。人間は最後は肉体労働だな。なんて想像していたそこのおじさん。肉体労働だって俺らに代わって奪われてしまうのである。
歌だって映画だって芸術の世界にもAI
作曲だって作詞だってAIはこなしてしまう。今ではリアルな映像だって小説や映画のストーリーでさえAIが作ってしまう。AIがこしらえた音楽にもっと激しく、もっと感情的に、もっとリズミカルに。なんてリクエストにも応えてくれる。そんな気難しい音楽は俺には似合わない。俺はやっぱり夜な夜なポロロンポロオンとギターを爪弾いてボソボソと哀愁のある思いを歌に綴りたい。
そんな時のふと思ったのがあのシンガーソングライターのこれまでの歌で「夜の恋焦がれるテーマで歌われた歌、その中で使われているコード進行やメロディを教えて」なんて指示を出してそれを参考に俺が歌を作ったら、ものすごく簡単にもの凄く早く、もの凄く感動的な歌が出来上がりましないだろうか?
AIが作ったオリジナル作品は参考にした言語モデルへの著作権侵害にあたるのか
そん歌の著作権はどうなるのだろう?もしかするとそのシンガーソングライターの著作権を侵害したことになるのかな?いやいやこれは俺の著作物だ。オマージュしただけさ。インスパイアーなのか?では作曲までAIに全部やらせたらそれは盗作にあたるのか?日本の浮世絵に影響を受けて描き上げた洋画はあれはオリジナル作品なのか?
実際問題としてはここが一番重要で日本の文化庁や世界のAI業界で特に問題視されているところで、いま一番議論されているところだそうだ。
なぁAIくん、俺の頭の中から湧き出てくるこの俺の魂のオリジナルソングはきっと誰かのこれまでに聞いてきたいろんな音楽を参考に俺の脳みそが作り上げたメロディだろうから、頭の中を覗かれたらきっと著作権の侵害で問題になるのかもしれないね。
タイトル画像はadobeの生成AIであるfireflyに生成してもらいました
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