本気のSDGsの話#4（最終回）

　個人も、「価値を創出できる人」にならないと、たぶんこれからの人生はそれほどおもしろいものではなくなりそうです。なぜなら今はもちろん、たぶんこれから先も、社会にはピンチと課題があふれかえっているから。ピンチと課題を楽しめない人にとっては、それはそれは矛盾と不条理と変化に満ちた生きづらい時代だと思います。
　さて、#1で紹介したDHLの研修ですが、はこの研修は千人規模に対して行われているものではありません。十万人単位です。そして、この研修を受けた十万単位の社員は市民として社会に参加しています。十万人規模の市民の、環境保護に対する意識が向上するのだから、少しは社会も変えられるのではないかと思います。
　希望そのものですね。