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【KBO】金慧成(Hye-seong Kim)がメジャー挑戦

今年までキウムヒーローズでプレーした金慧成(Hye-seong Kim)が今オフにポスティングシステムを利用してメジャー挑戦をします。

今年6月3日にソウルにて大谷翔平と同じ代理人であるCAAスポーツと契約済みで、既に挑戦に向けてシーズン中から準備をしていました。

キウムヒーローズの試合を視察したスカウト一覧

①シアトルマリナーズ
②ヒューストンアストロズ
③アリゾナダイヤモンドバックス
④テキサスレンジャーズ
⑤カンザスシティロイヤルズ
⑥ニューヨークメッツ
⑦ロサンゼルスドジャース
⑧ロサンゼルスエンゼルス
⑨シンシナティレッズ
⑩トロントブルージェイズ
11ピッツバーグパイレーツ
12フィラデルフィアフィリーズ

これだけ多くの球団が少なくとも1度は韓国を訪れて金慧成のプレーに注目したということになります!

特に今マリナーズが高く関心を示しています。

プレースタイル

守備

本職はSS を守っていましたがHa-Seong Kim(FA)が守っていたこともあり2Bがメインになりました。
2B SSだけでなく、Addison Russellが2020年に加入した際はLF CFを急造で守るといった器用さもあります。

余談ですが、Jung-Hoo Lee(SF)も本職はSSでしたが同じくKimがいた為に外野へとコンバートされました。

打撃

アベレージヒッターとして活躍をしました。
21年以降4年連続で3割を記録、2020年以降はOPS.730以上でここ2年は8超え。
今年はキャリア初の二桁本塁打を記録してメジャー球団にアピールしました。

走塁

プロ2年目以降7年連続で20盗塁以上、4度の30盗塁以上と脚力があります。
MLBでも脚を使った活躍はできると見ています。

細かい指標等のデータは下の画像にありますのでぜひ参考にしてみてください!

KBO INSIGHTより

韓国時代の登場曲

曲名は「ヘソン」で本人の名前の通りです!

キウムヒーローズとは

元々はソウルヒーローズという市民球団で、キウム証券が命名権のスポンサー権利を持っている事でキウムヒーローズと名付けられています。

とにかく資金やりくりに毎年苦労している印象です。
チームとして強くしていく一方で、MLBの挑戦意思ある選手があれば快く送り出しポスティングシステムでの譲渡金で稼いでいきます。
2020年オフは、コロナ禍でどこも赤字経営で苦しい中でもHa-Seong Kimがポスティングでパドレスに移籍し、その譲渡金で黒字経営になったと言われています。

高年俸の選手は金銭含めたトレード、最近ではドラフト指名を絡めたトレードを多く行っています。
その結果、今年のドラフトは他球団なら10〜11名の指名がキウムだけ14名の新人選手を指名し契約することができました。

9月に公開された金慧成の惜別動画。シーズン中ながらも既にメジャー挑戦に向けて快く送り出す準備をしていたものと思います。

最後に

プロ1年目から見ていた私からすれば、MLBに挑戦できるくらいまで素晴らしい選手になれたのは本当に凄いことと思います。
SNS等の評価は高くない印象はありますが、Ha-Seong Kimとはまた違ったスタイルで活躍を期待しています。

参考記事


ヘッダーはheroesbaseball.ko.kr より

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