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【KBO】Jared Youngがメッツとメジャー契約

驚きのメジャー契約

ニューヨークメッツが斗山ベアーズからFAとなっていたJared Young内野手とメジャー契約をしました。
個人的にこれは大きな話題になるので取り上げたいと思います。

シーズン途中に韓国で大活躍

24年シーズンはカージナルス3Aに在籍していました。
7/31に斗山ベアーズと契約発表&仁川国際空港に入国しました。
守備は主にDHメインのLF RF 1Bで出場をし、出場2試合目にして1試合8打点(KBO外国人最多打点。KBO歴代2位記録)という大記録を作りました。

その後も鬼のように活躍をし、シーズン成績を振り返ると
38試合 AVG.326
144-47 10本塁打39打点4盗塁
35三振24四死球
出塁率.420 長打率.660 OPS1.080と活躍しました。
また、指標でもWhiff%以外はほぼ上位クラスでした。

Jared Youngの指標(KBO INSIGHTより引用)

当然ながら斗山ベアーズは再契約に意欲的だったものの、本人と球団との希望年俸に差があり難航、今シーズンはCOLで外野の控えとして活躍したJake Caveと1年100万ドルで契約したことで交渉決裂となりました。


メッツで越えるべき壁

KBOで活躍したことでメッツからメジャー契約を手に入れたJared Young
メジャーの立場はひとまず保証されたものの、だからといってこれで安心ではないのがこの世界。
生き残る為にはライバルを越える必要があります。

1B→Pete AlonsoがFAになったものの再契約の可能性は0ではないし補強の可能性もあります
LF RF→15年契約をしたJuan Sotoを筆頭にStarling Marte(トレードの噂あり)にBrandon NimmoJose Siriなど外野はレギュラーから控えまでライバルが多いです。

Jared Young自身はメジャー2年間で通算62試合と他の選手に比べると実績や経験がかなり劣ります。そして来年度は30歳と若くないのですぐに結果を残さないといけない立場でもあり最終的には3Aに配属される可能性もあるでしょう。
生き残る為にはKBOで結果を残したような打棒を見せ、複数の守備を守れる利便性を見せないといけません。

最後に

KBOでの活躍からMLBのチームと契約する機会がコロナ以降かなり増えました。
今回Jared Young選手は3ヶ月ほどのプレーでメジャー契約を手にしました。もちろん、チームとのニーズや本人の実力面での評価もあると思います。
スター選手クラスではないですが、長く見てきた選手がメジャーで見れる可能性事が増えたことが何より嬉しいですし、今後の活躍にも期待したいと思います。

参考

ヘッダーはDoosan Bears公式インスタグラムより

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