4話 今世に関わりの深い過去世


27か28歳くらいの頃
退行催眠(ヒプノセラピー)というものを受けた。


退行催眠とは…
催眠療法の一種で、クライアントが過去の出来事や記憶に意識的にアクセスするのを助ける技術。催眠状態に誘導されたクライアントは、過去の経験や記憶をより詳細に思い出すことができる場合がある。


なぜそれを受けることにしたかというと
そろそろ自分が本当にしたい仕事に
辿り着きたい

そう思っていた時
「知り合いがヒプノセラピーって知ってる?
結構いいよ」って言っていたことを
いきなり思い出し

何かヒントになるんじゃないかと
名古屋のジヴァンヒプノセラピーという
女性の方のところで受けることに。

当日

4畳半くらいの部屋で
セラピストのセッションが始まった。

「どんな過去世をみたいですか?」と聞かれ

過去世はいっぱいあるよな、たしかに
と思いながら事情を話し 

今世に1番関わりが深い過去世を見せてもらうことになった。


リラックスできる30°くらいの
リクライニングチェアに半分寝転んだ感じで
腰掛けた。

その方は、セイジを焚いて

僕は目を瞑り  退行催眠は始まった。

「まずあなたは草原にいます

草原を歩いていくと階段があります。そこを降りていきましょう。

その先には扉があります、その扉を開けましょう
開けましたか? 何が見えますか?」

そんな感じで始まった。


催眠中、僕の意識は普通にあるんだけど
イメージとして見えるって感じで

まず見えたのは

スーツ姿の洒落たお爺さん、ハットをかぶり
杖を持って、たぶんヨーロッパ?の町並みの家と
家に挟まれた階段を登って行った

その先には教会があって

 教会に入った。

教会で何をするかと思ったら

入口からずっと真っ直ぐ歩いて行き

ステンドグラスから
差し込む光をしばらくの間

眺めていた

というよりむしろ感じていた

パワーチャージ!そう

まさにそんな感じ。


それを終えると教会を出て
また元いたところに帰るように
階段を降りていく

すると辿り着いた所には

地下に通じる階段があり
そこを降りていき扉を開くと

その部屋には

鎖でとらわれた
1人の女性。

その女性は 様子が異様で
まるで狼に取り憑かれているみたいだった。

鎖で囚われた女性と少し離れた所に
机と椅子があり

その椅子に腰掛け

縦長の紙に御札を書き始める

そこで

イメージが終わった。



そこから数年後、その催眠の記憶をふと

思い出した。


その頃僕はもう絵を描き始めていた。

当時NFTが流行っていた時だ。
特にツイッターのアイコンにするNFTが流行っていて

違う角度で
ツイッターの背景画像として使えるNFTを作ろうと

縦長比1:3の紙に絵を描き始めた。

完成した長細い絵を見て

これは…

御札…

なの…か..

と退行催眠で見た過去世の爺さん(俺)が

御札を書いていたことが

ここで

繋がった…





つづく…
↓5話 原因不明の病を治す修行

https://note.com/soul884886/n/n2328973a0581


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?