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ストーリー性が大切にされている「茶道具の取り合わせ」を知る
いま時代、コトづくりが重要とビジネスシーンで聞くようになりました。
モノがあふれている昨今、機能が優れているだけではモノは売れず、コンセプトやストーリーに付加価値を求められる時代になっています。
茶道でお客様をもてなす時には、茶道具のセッティングを、取り合わせ、しつらえ、などと言い、ストーリー性を持たせる組み合わせを考えています
今回は、道具のデザインや、物につけられた名前の「銘」を組み合わせる
「茶道」を何と読む?Chadoがなぜグローバリゼーションにつながるのか
茶道は「さどう」と読むのでしょうか、「ちゃどう」とよむのでしょうか。
一般的には「さどう」と読む事が多いように思います。裏千家ではChadoと英語表記しており、この「ちゃどう」と読む意味を考えました。
今回は、「ちゃどう」という読み方が、なぜグローバリゼーションにつながるのか?を説明します。
はじめに茶の湯のはじまりは、鎌倉時代に中国から「茶」が日本に運ばれてから、その喫食方法も含めて茶の湯とし
「茶会」にもチームビルディングがある
抹茶を飲むシチュエーションのひとつとして「茶会」があります。
学校の文化祭で、茶道部が「茶会」をしているというのを見たり聞いたりしたことはありませんか。一度に多くの人にお茶を召し上がっていただく、お茶のもてなし形が、「茶会」です。
「茶会」では、亭主(お茶を点てる人)が点前をしている間に、水屋(茶室のバックヤード)で点てた茶が順にお客様に運ばれてきます。そしてお客様が召し上がった頃合いで、空に