8年前にギャラリーバーが閉店した理由
私は2011年6月から2012年7月まで、奈良でギャラリーバーを経営していた。
「アートを通して交流の場に」を大きなテーマに、店内は昭和レトロでポップ、アングラサブカル要素を含みつつ、若手作家や、観光客から地元の方まで大歓迎のスタイルだった。
言葉にすると大変恥ずかしいが「ゆくゆくは奈良のアートの発信地になる」と本気で思っていた。当時21歳。
お客さんも順調に増えていたギャラリーバーが、何故わずか1年で閉店したのか。
自営業をしている人、これからする人はもちろん、芸術に携