『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』TVアニメ2期第7話「夢の記憶」感想(ネタバレ有)
おはようございます。今回は表題の件、感想を書いていきたいと思います。栞子ちゃん回ですよ!!栞子ちゃん回!!!
1:薫子の引退。栞子が生き方を決めた日
今回は栞子の過去、薫子がラブライブ本選出場がか叶わず、引退するシーンから始まる。
栞子にとってキラキラした太陽のようだった姉の涙を、見て栞子は「人間は自らの適正に合った生き方をする方が幸せである」という考えに至り、以後、それに準ずる立ち回りをします。
こういう考え方って多かれ少なかれ、誰しも考えることがあるんじゃないかな?って思います。栞子は姉に対する想いが大きかったことも含めややこの感情が強かったのかなと。こういうことを繰り返して人は大人になっていくのかな、と。
2:スクールアイドルフェスティバル!!皆の夢がかなう場所!!
前回と続き、つつがなくスクールアイドルフェスティバルは進んでいきます。覚醒した副会長は法被に刺繡を入れてしまうほどのガチオタに(いいぞ、もっとやれ!!)いろんな方の感想を見るに色々と小ネタがありそうな一枚絵がたくさん!!多くのスクールアイドルが出てくる虹ヶ咲ならではの演出ですね!!その中で一年組にハンバーガーを餌に釣られるミアちゃんかわいいねぇ。
3:スクールアイドルがやりたい!?閉じ込めてた夢!!
薫子から栞子の過去を聞いたスクールアイドル同好会の皆は栞子をスクールアイドルに誘うことに。でもそれを聞いた栞子はそれを否定する。
「自らの適正に沿った生き方をした方がいい。自分にはスクールアイドルの適正はない」と。
その中で、侑は、皆の夢をサポートすること「だけ」では後悔するんじゃないかな?ともう一度栞子をスクールアイドルに誘うことに。
そして二年組は栞子を誘って遊びに出かけます。その後、栞子にフェスの感想を聞いたところ、「皆さん、自分のやりたいことを体現していると思いました」(その中に自分をいれてあげてえええええええええ!!!!)
侑もスクールアイドル同好会の皆をサポートしたいという立場は同じだkが。一期で夢を見つけた侑とランジュへの再三の問いかけで彼女も色々考えていることがあるんじゃないかなと思います。
4:あなたに届け、EMOTION!!叶え、栞子の夢!!
そして最後に栞子と訪れた場所は今の栞子が始った場所。薫子を見て憧れたステージ。彼女が夢を諦めた場所。
スクールアイドルをやってみないかという同好会に憧れの姉が後悔していた、こんな想いはするべきじゃないと言う。その栞子に薫子は後悔はしていないと言う。ラブライブ本選出場が叶わなくて悔しい気持ちは勿論だけど居心地がいい場所にいつまでもいられないという寂しさは皆持つもの。薫子はこの時間があったから教師という新しい夢を抱くに至るのだが、それを理解するには栞子には経験が足りず、適正を重視するという思考の栞子にはそういったことに鈍感になっていったのだと感じた。
5:MVについて語りたい
姉の後押しから閉じてしまった自分という本を開く栞子。そうして彼女が奏でる曲名は「EMOTION」感情と名付けられた歌は新しいスクールアイドルの誕生を祝福する。
この話の最大瞬間風速です!!!虹ヶ咲は一期三話であったようにラブライブに出なくてもいい作品として描かれており、だからこそ多くのスクールアイドルが出てくるように描かれていました。そうして従来のラブライブとは異なる作風で作られていたのだが、この曲のMVには今までのラブライブで出てきた「羽」が出てくる。かつてスクールアイドルの誕生や新たな物語のはじまりの象徴としてしばしばスクールアイドルに寄り添ってきたアイテムなのだけどその羽は彼女の閉じられた本の中に挟まっていた。半分青、半分白のままで。
μ'sが、Aqoursが、ラブライブを優勝していった中で、薫子のように夢破れたスクールアイドルが数多くいる。薫子を通じて僕らはそんな名もなきスクールアイドルの姿を見ることが出来た。
ここから栞子の話。この曲とにかく歌詞が真っすぐなんだ。閉じ込めてた想いを探すメロでは静かに、素直でいたいと始まるサビでは彼女の咲くような笑顔。楽しそうに歌う彼女の傍らには彼女のメンバーカラーである翡翠色に染まった羽が新たなスクールアイドルの誕生を祝福した。彼女の止まっていた時間がようやく動き出したのである。
これ別の方の感想なのだけど「EMOTION」はかつて薫子が歌っていた曲という考察が面白かったです。そうするとこの曲の最後の歌詞「あなたに届け、EMOTION!!」の意味も色々広がるし、いきなり栞子が歌えたことや薫子が栞子にまだまだだけど私は好きって言ったことの深みが増すんだなって思った。皆さんの感想はエネルギーです!!どうもありがとうございます!!