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辞める?離れる?といやいやステイだ、と迷いの中で揺れるときに

生きづらさを卒業し強みで働く
HSPのための自律神経ケア×強みプログラム
「そういう個と。」主宰の皆川公美子です。


誰もが一度は、
「今の場所に留まるべきか、それとも新しい道を選ぶべきか」と迷う瞬間を
経験されているのではないでしょうか。

いまの職場を辞めるかどうか、パートナーとの関係をどうするか、
こうした選択は私たちの人生において避けて通れないものですよね。

今日はそういったテーマにどう向き合っていくかについて
お伝えしたいと思います。

こうした迷いの中で私たちはどのように選択を進めるべきなのでしょうか?



すべての制約を外して、自分の本音を見つめる

ここにいるべきか、それとも場所を変えるべきか。
でも耐えられないほどじゃない、
というときが一番難しいですよね。

耐えられないことはないんだけど、
職場が自分のやりたいことや自分のポリシー、
自分の考え方に合ってなさすぎて
毎日真綿で首を絞められるような感じがしていて
だんだん疲弊してきてしまう・・・

というのは本当にあるあるだと思います。

仕事だけでなく、家庭でもそういうことが起こってるかもしれませんね。

例えば今学費がかかるお子さんのためには、
ちょっといいお給料の職場を手放すわけにはいかない。
親が弱ってきているから、自分のわがままで
今より遠いところに通うわけにはいかない。
など。

逆になにかやむを得ない事情が起こってやめなければ、
ということもあるかもしれません。

キャリアを子育てのために中断することが
どうしてもやむを得ず起こるときもあって。
リスク妊娠、絶対安静とか
子どもが病弱でとかあるかもしれない。

自分の力ではどうしようもない、
どうしてもこうせざるを得ないことが
大人の場合いろいろあると思うんですよね。


そういう、制限があるからぱっと決められない、選択を迷うとき、
まずやっていただきたいのは制約を外して考えることです。

経済的な事情や家族の介護など、
私たちの行動を制限する現実はさまざま。
それでも「もしお金の制約もなくなんでもできるとしたら
自分はどうしたいのか?」という問いを立ててみて
ください。


そんなこと考えたって意味がない、と思わずに
ワークとしてやってみていただきたいんです。

1も2もなく辞めでしょって思ったら、
もうその職場は数年後にきっと辞めますよね。
それを条件のためだけに
ものすごくずっと我慢していると身体が悲鳴上げてしまいます。

だから、自分のモアベターなところを目指して
自分が心静かに心安らかにいられるという場所を求めて
移動していいわけです。


思い込みを手放して、自由に選択する

「長く同じところにいなければ行けない」
「やり始めたらずっとそれを続けなければいけない。
 すぐに簡単に諦めてはいけない。」
といった、私たちを縛る呪いのような思い込みも全世代にありますよね。

この言葉は誰かから言われていると感じている人も多いと思いますが、
実際のところは自分に対して言ってる言葉ではないでしょうか。
自分に対して、動きたくてもここで諦めちゃいけないと言っている。

だけど、周りの状況のことを自分の人生と間違えて
もう織り込み済みになって
周りからくる制限や条件っていうものも全部
自分の人生の条件であって変えられないもの、
と思い込んでしまうのはなかなかに心苦しい状況ですよね。

子供のこと、またはお父さんお母さんのことで今動けないっていう状況、
これは物理的にある状況だと思います。

たとえいまそういった状況下にあったとしても
そのような制約がなかったら、
今、完全にフリーだったらどうしますかということを
本当に本気で自分の心に聞いてみてください。

これを知ることはなかなかに、怖いですけれどもね!


考えたものを保留する

ここまで考えた上でもう一つ考えたいのが、
そのタイミングをいつにするのかという問題。

そのタイミングさえずらせば、叶えられることなのか。
タイミングをずらしても私はそうしないのか。
これを考えるのが結構重要です。

つい先日の対人支援者が集まるある研修で、
「魂の良き」に向かって職場が嫌だったらもうすぐに
その人、クライアントさんを辞めさせるべきだ、
というようなことをおっしゃっている方がいらっしゃいました。
魂に嘘をつくようなことは絶対にやるべきではない、
すぐやめるべきという前提でモノゴトを話しておられたんですね。

ですが私はあまりそう思っていなくて。

そんな純粋に、子供のようにこっちって選べたら苦労はないよ。
というのが大人の世界。
大人になると、いろんな制限がかかって
ぱっと選択肢を取れるわけじゃなかったり、
ずっとは無理かもなと思いつつ、今動けないところで
あがいていたりしますよね。
自分の意思じゃないところの制約が外部からかかる場合もある。

そこで使ってみていただきたいのが
【保留ボックスに入れておく】という考え方です。

今は動けない状態で、
ひとつ前に制限なく考えたことを今すぐはできなくても
一旦保留しておくんです。

今じゃない、と考えることが逃げだという人もいますが
私はそうは思いません。

その人が選択できる状況が来るときまで保留ボックスに入れて
でもきっとこうなるって信じてる。

このことがすごく大事だと思うんです。


怖くてもいい、身体の様子を見ながらタイミングを計る

だけど、私達っていうのは
オールフリーな状態なほうが、実は怖いじゃないですか。
自分の選択に全て委ねられた人生が楽しいのかと言われたら
意外と大勢の人はそうではない。

だって選択するのって怖いですもんね。
失敗したらどうしようって不安になるし。
今から変えることは全部自分の責任だからねって言われたら
怖いですもんね。

だから「この人のケアをしなきゃいけない」という状況にかこつけて、
自分が動かない口実にしてるっていうこともありうると思うんですよ。

なんだけどそれもOK。

そういう時期もあってもOKだけど
あまりにも長く遠く本心や魂の求めるところに嘘をついていると
身体がサインを出してきて、
最後には体調くずしちゃったりするから
それはやめた方がいいんじゃないかな。

健やかに最後まで生きていくには
自分の保留ボックスの中をいつ手入れしていくのか。
それぞれのタイミングを穏やかに狙っていたらいいのではないでしょうか。

これにいつだって遅いことはないとわたしは思うんですよね。
85歳だって遅くないと思う。
ということを今日はなぜかお伝えしなきゃと思ってお伝えしてみました。

我慢しすぎて身体を壊してしまう前に自分自身と向き合い
「本当に自分が望むものは何か」を考えることが重要です。
今すぐにそれを叶えられないとしても、重要です。

自分の本音に耳を傾けながら、現実的な一歩を踏み出していくことで、
手に入れたい状況を手繰り寄せることができるのではないでしょうか。


今日も最後までお読みくださりありがとうございます。




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