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「HSP生きづらい→ヘンな自信がついた今」ー そういう個と。プログラム修了生Mさんの変化の声
働くHSPのための自律神経ケア×強みプログラム「そういう個と。」主宰の皆川公美子です。
スタンドエフエムでの修了生インタビュー
そういう個と。プログラム修了生のMさんが、受講前、受講中、その後の変化やお仕事のことなどを、丁寧に語ってくださいました。
文字版はこちらです。
Mさんはプログラム中に転職活動をはじめられ、現在の対人支援のお仕事をされています。
はじめはHSPとしての生きづらさを感じて参加してくださったのですが、
ポリヴェーガル理論をベースにした講座を経ることで、感じ方からすべての世界の見え方がかわっていったといいます。
神経の可塑性の可能性、つまり
いまあたなが感じている苦しみは性格ではない、変えられるものであるという体験をされたことをありありと語ったすごいインタビューだと思います。
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その後さらなるご感想の手紙
その後、インタビューでは語りきれなかったのではないだろうかと
ご感想のお手紙をいただきました。
Mさんからご快諾いただき、今回の記事でご紹介したいと思います。
(まさにHSP洞察系!!のすごい情報量です(笑)
それは冗談ですが赤裸々に真髄を語ってくださっている文章を
ありがとうございます。)
以下 Mさんからの文章です。
ポリヴェーガル理論を知りプログラムのなかで応用するようになった結果
プログラムに参加してポリヴェーガル理論と出会うまでは
「自分の心が弱いからダメなんだ。強くならなきゃ。」
「自分の性格に問題があるから変えなければ。」と思って、
自己啓発本を読んだりいろんなセミナーを受講したり
「もっとがんばらなければ」のループから抜け出せずにいました。
ストレングスファインダーの2位が「学習欲」であることも、
良し悪しだなぁと思うところです。
それが子育てにも影響していたと思います。
娘に対してそこまで厳しくしてはいませんでしたが、
引っ込み思案で自分の気持ちや考えを表現するのが苦手な様子が心配で
「そんなんじゃ、社会に出たときにあなたが困るよ」なんて、
今では絶対に言わないようなことを言ってしまったりして・・
娘が自立して社会でやっていけるようにさせてあげなければという気持ちが
知らず知らずのうちに伝わっていたのだと、今ではわかります。
(何も言えなかったのはポリ語的に青のフリーズ状態(※)のときもあったと思います)
※編集注:副交感神経系の背側迷走神経という抑制系の自律神経が急激なストップモーションを起こすこと
娘が感覚系を強みとするHSCちゃんであることに気がついて、
それまでの自分の子育てが間違っていたと気がついてショックが大きかったですが、
それも自分の神経状態がそうさせていたんだということがわかって、
自分にやさしい気持ちを向けてあげることができるようになり、
自然と娘に対しても同じようにやさしい気持ちを向けてあげられるようになりました。
ポリヴェーガル理論に出会って
「自分の性格に問題があったのではなく神経状態がそうさせていたんだ。」と思えるようになり、
弱さだと思っていたところは弱さではなく、
自分の強みがそこではない別のところにあるということなんだと考えるようになって、
自分で自分を承認してあげられるようになったのが、
一番大きな変化だったと思います。
理解のあとの感じ方の変化がつれてきたもの
それは娘や他者に対しても同じ、なので
人を見るときの見方、物事の捉え方、考え方がガラッと変わって、
今、とても心が軽く、生きやすいです。
1年前には想像していなかった状態にあるので、本当に「不思議な感じ」です。
まさに「変な自信」の背景がここにあります。
前職で今思えば明らかにハラスメントだったと思われる社長の言動に対しても、
自分の至らなさゆえと反省し、不満を言ってはいけないと言い聞かせながら、
社長に対して「それにしてもあんな言い方はひどくないか・・」と思いながらも、
親のような目線で「社長も経営で大変なんだし」
「きっと私にはわからないプレッシャーがあって、つい苛立ってしまうんだろうな」
「だから仕方ないな」と自分を納得させようとしたり、
そこにも幼少期の親とのかかわりの影響が出ていたことに気がついて、
「そういうことか・・・」といろんなことがどんどんつながっていきました。
まさに「そういうことか」の連続のプログラム受講中でした。
それは今も続いていて、毎日にように「これもそういうことか!」
「あれもそういうことだったのか!」と気づき気づきの連続です。
今はそれが面白くて、楽しくてたまりません。笑
そして娘の変化
不登校の娘も私といるときはすっかり安心しているのがわかります。
しっかり休んですっかり安心して、気がついたら入り口まで行って引き返していた通信制高校中等部の入り口を入って体験に参加するようになっていました。
そして今は、1年前には想像もできなかった「友達がほしい」という言葉を発するまでになりました。
「中学校ではしんどかったけど、高校に行ったら友達をつくりたい」
「たくさんほしいとは思わない。一人でも安心して一緒にいられる子がいたらそれでいい」
そんな風に話してくれたのが一か月ほど前です。
そしてつい1週間ほど前に・・
「ママ~、私な、道をはずれてよかったと思うわ」
娘の身体の内側からこんな言葉が湧き出てきました。
「学校っていう道をはずれてさ、最初はしんどかったけど、
今こうやって好きなこと(ハンドメイド)をできてるのも不登校になったからやし、それでいろんな人に求めてもらって喜んでもらえて、すごいうれしいし。
学校行ってたらそんなことできひんかったやろし、よかったと思うわ。」
【道をはずれて、よかった】
この言葉は親子で一生忘れることのない言葉になると思います。
公美子さん、そういう個と、ポリヴェーガル理論に出会っていなければ、
今自分がどんな人生を歩んでいるのか・・想像できませんし、想像したらこわいです。
そのくらい私の人生にとって大きな転機となりました。
癒しの段階について思うこと
公美子さんのスタエフを聴きながら、プログラムに興味がありながらも
どうしようか迷っている人のほとんどが、自分の強みに気がつくだけで世界が広がる可能性を秘めた人たちばかりなのではと想像しています。
スタエフを聴いている時点で、
日々のモヤモヤや生きづらさを「なんとかしたい」と思っていると思いますし、
HSPについて「知りたい」「学びたい」「理解したい」と一生懸命学ぼうとされていると思います。
一時期の私のように、聴いているだけで励まされて癒されていたり、
そのおかげで心のエネルギーが回復してきて自分に意識が向いてきて、
もっと自分を知りたいと思うようになっていったり、
そんな段階にある人も少なくないと思います。
私自身がそういう癒しの段階を経て、
ポリ語的には青から緑へと移り変わっていき、(※)
もっと学びたい、理解したいという緑赤の状態になって、
次のステップとして自然とプログラムへの参加につながったと思います。
※編集注:交感神経・腹側迷走神経・背側迷走神経の状態を色であらわし、それぞれの状態での心や人間関係の状態を指しています
今の状態から一歩抜け出す勇気がほしいと思っている人にとって、
今回のインタビューがそのきっかけとなるようでしたらうれしいです。
人生のなかで大事にしていること
迷っている人に、伝えたいというより、お聞きしてみたいことがあります。
『あなたが大切にしたいことは、どんなことですか』
『それを大切にできたら、どんな未来が来ると想像されますか』
『そうなるために、今の自分に必要なことはどんなことだと思われますか』
私が大切にしたいことは、
自分の可能性を信じて、自分らしくあるがままにあることです。
そして心身ともに健康に幸せな気持ちで人の役に立つ働きをし続けることです。
自分がそうあることができると、
自分にとって一番大切な娘にもきっと、
自分の可能性を信じて自分の強みを活かして自分らしくあるがままに、
のびのびと大人になっていってもらえると信じています。
そのために、プログラムで学ぶ前の自分に必要だったことは、
『自分で自分を癒してあげられるようになること』だったんです。
学ぶときはそんなふうに言語化できていませんでしたが、
今思えば、それが学ぶ動機だったんだとはっきりわかります。
それは自分の身体さんが求めていたことだったんだということにも、
あとで気がつきました。
自分の身体さんの声を聴くことができていなかった自分に気がつけたのも、
プログラムでポリヴェーガル理論に出会えたからです。
自分で自分を癒してあげることを意識できるようになるだけで、
身体がゆるんで、心がほぐれて、やさしい気持ちになれます。
そんな体験をして、
心軽やかに幸せな気持ちで働き続けられるHSPさんが増えていくといいな、
そんなHSPさん仲間と心でつながっていられたらうれしいなと思っています。
Mさんからの手紙は以上です。
___________________
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これ以上は一人じゃ無理かもと思われたら、どうぞお越しください。
これまでの「そういう個と。」プログラム修了生の声はこちらからどうぞ。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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