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はじめに ROKなどの手動エスプレッソマシンを使ったことのある人は、レバーを押しても抽出されず、詰まった!、という経験をした事があるのではないでしょうか。 そして、レバーを押してシャバシャバなエスプレッソにした事もあるはず。 どうすれば安定したエスプレッソが作れるのか。 よく質問を頂きます。 ROKは、レバーに“身体”というものが密接に関わるため、カタチは“その人”によって変わってきます。 ここでは、僕がどんな感覚で、レバーと圧力を感じ、エスプレッソを作っているのか
ここから、抽出の技術的な部分に触れていきます。 私が使うROKPRESSOは、バスケットのサイズが、内径49.7mmとなり、一般的なエスプレッソマシンが58mm、なのと比べると、1cm小さくなっています。 それがなぜなのか?、を考えると、はっきりとした答えはわからないですが、 「圧力を作りやすくするため」 なのではないか、と思いました。 家庭用エスプレッソマシンの多くは、50mm前後のサイズが多く、デロンギやラパヴォーニも51mmのサイズになっています。 最近
私が何を元にしてエスプレッソという液体について論じているのか、をここでは記していきたいと思います。 これは、ROKCOFFEEから出ている、”ROKPRESSO”、と呼ばれる、 電気不要の手動エスプレッソマシンです。 2016年から愛用しているこの機械が、私にさまざまな事を教えてくれました。 高価な機械でボタン1つ押して出てくる液体から、エスプレッソを知るのとは大きな違いがあります。 ROKPRESSOは、使い手を”エスプレッソマシン”にさせます。 それによっ
「エスプレッソは異次元の液体」 私は時折そんなことを口走ります。 エスプレッソを作りすぎて、耳が聞こえなくなったり、首肩腕が筋肉痛を起こしたりという反面、上半身の筋肉が付いたりと、エスプレッソを作る時の、圧力、によって得られる反応はまるで “人間が受けてはいけない力” と思う時があるからです。
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エスプレッソは儚い