ワクチンの重要性
本日の講義は、ワクチンについてでした。
皆さん、ちゃんとワクチン打っていますか?
医学部って入学する際に、ワクチンによる免疫がついているかどうかを血液検査して、免疫がついていないものについては、追加でワクチンを打つんです。
そして、入学後、B型肝炎のワクチンも接種させられます。
また、病棟実習が始まる頃には、毎年インフルエンザのワクチンを打つように推奨されています。
このように、私たちは日頃から、強制的にワクチンを打たされていますし、自分たちも試験に受かるために免疫について勉強するので、ワクチンを打たないってどういうこと・・・?ってなりがちなんですよね。
でも、医学部に行っていなかったら、多分こんなにもワクチンを間近に感じることはないんです。
そう思ったので、今日はnoteに書かせていただくことにしました。
本日の授業で一番印象的だったのが、風疹ですね。
風疹ってワクチンを2回打っておけば基本はかからないんですが・・・
現在の30~40歳くらいの方々ってワクチンを1回しか打っていないらしく・・・
その方々が、今、結婚して子供を産んで・・・という家族を作っている段階にあって、風疹にかかってしまって、奥様に移してしまうということがあるみたいです。
風疹って大人がかかる分にはそんなに重症になるイメージがないと思いますが、妊婦さんがかかってしまうと、赤ちゃんに重篤な障害を起こすって言われています。
コウノドリっていうドラマでも取り上げられていましたが、妊婦さんが風疹になると、赤ちゃんが先天性風疹症候群になってしまって、白内障、難聴、先天性心疾患などになります。
赤ちゃんがこんな症状になって苦しむことのないように、皆さん、ワクチンは打ってください!
子供を望んでいるご家庭の旦那さんだけじゃなくて、みんなでこれから生まれてくる赤ちゃんの命を守っていきましょう!!!