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一級建築士×FPが教える【デキる住宅営業マンの見分け方】

シングルファーザーゆえ、子供の三者面談にも行かなければなりません。

…で、毎回 子供たちに言われるのが
「面談中に先生の前でヒジをつかないよーに!」

…そう…親として…というか、社会人として当然のことです…。

そして、迎えた先週の息子の三者面談…
結果…やはり先生の前でヒジをついてしまった(ようです…)。

なぜ、息子にあれほど言われていたのにヒジをついてしまうのか…

理由は1つ…
「先生の話が退屈だから…」です…。

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……ここから言い訳に入ります。

先生にとっては、進学のことは子供にも親にも重要なことです。
よって、話す側の先生としては
「私の話すことを聞いて当たり前」になります。

よって、「聞いてもらうための努力」は1ミリも払いません。

ところが、親(少なくとも私)は、
子供が大人になって何をやりたいか、どうなりたいか…には興味がありますが、「どう進学したいか」には全く興味がありません。

そう、「興味の対象」が違うのです。


思い返せば数年前、私がFPとして起業したとき、
「世の中の全ての人にとって『お金』は大事なことだ」
…その前提でセミナーやコンサルをやっていました。

ところが、私が思っているほど世間は「お金」のことが大切だとは思っておらず、
セミナーの最中に居眠りをする人もいれば
コンサルの途中で離脱してしまう人もいました。

当時の私には全く理解できませでしたが、その理由がいまではよくわかります。

私自身が
「聞いてもらう努力をしていなかった」…からです。

そう…
進学のことも…
お金のことも…
全ての人にメッチャ大切なことです。

でも、自分が思っているほど、届けたい相手は その大切さに気づいていません。

そして、そんな大切さに気づいていない人こそが、一番 そのノウハウを必要としている人だったりします。

誰にとっても必要な情報やノウハウってあります。

でも、本当に必要としている人が、その重要性に気づいているとは限りません。

だから、世の中に本当に必要な情報やノウハウを持っている人は
わかりやすい言葉で
わかりやすい事例で
わかりやすい例えで
「伝えるための努力と工夫」をすることが大切だと思っています。

そして、住宅購入の現場…

その住宅営業マンの話が
「面白い!」「もっと聞きたい!」と思えば
その営業マンは
あなたの見えないところで必ず
「聞いてもらうための努力」をしています。

逆に、
間取りのこと、設備のこと、住宅ローンのこと…
どんなに詳しい営業マンでも
その話が面白くなければ
「聞いてもらうための努力」をしていません。

「聞いてもらうための努力」ができる人(営業マン)は
相手のことが思いやれる人(営業マン)…
顧客主体・顧客目線の営業マンです。

そして、これから一生住む家を託すことができる営業マン…
「デキる営業マン」だったりします。

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