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もつべき者は弟子
この清々しさに思わず背筋が伸びる
毎年この時期に
鎌倉で竹林の名所のお寺さんから
初釜用にと青竹をお持ちくださる弟子がいる
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この青竹は花入として使わせていただく
お茶席は決して一人ではつくれない
お茶、菓子、料理、道具、炭、花、細々とした消耗品に至るまで
多くの方の労苦がそこにはある
“関わりを感じられること”
時に、無性に一人篭りたくなる自分が出てくる
それでも、やっぱりお茶に引っ張り出されて
みなさんと相見えることになる
孤独を感じるには十分な程
たくさんの方との関わりがあることに気づく
年の瀬は、この竹を眺めながら
静かな内省の時間をもつとしよう