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我が家は、上が息子で下が娘。9歳も年が離れています。

以下の文章は、二人目を産んですぐの頃に書いたようです。


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子供のせいにしてはいけないんだな…と、
思う時ってありませんか?

2人目の子供を産んで9年ぶりに赤ちゃんを育てていると、
実に気づかされることが多くあります。




息子は、直接母乳を飲むことは、ほぼありませんでした。


母乳が出なかったわけではなく、
ホルスタインとあだ名が付くくらいに
たくさん出ているにもかかわらず…。

私の記憶では、母乳を直接飲むのを嫌がり、
哺乳瓶しか受け入れなかったことになっています。

産後で疲れているのに2時間おきの授乳のたびに泣かれ、
1ヶ月たたないうちに母乳をあきらめました。

私は今までその原因を、息子特有のこだわりで
新生児の頃から哺乳瓶の感触が好きだったんだと思っていました。




けれど、2人目を産んで、
とんでもない勘違いをしていたことに気づかされたのです。

娘も、生後しばらくは直接飲むことが苦手で、
のけぞって泣いていました。

でも、入院中から看護婦さんに協力してもらって
頑張っていると、少しずつでも飲むようになりました。

そこで分かったことは、息子のとき、
母乳で頑張りきれなかった原因のひとつは
息子を産んだ病院(関東の病院)での、
看護婦さんとのコミュニケーション不足かも?

ということでした。




今となっては、すべて息子のせいにしてきたことが、
とても申し訳なく思えます。


もうひと頑張りする力と支えてくれる環境があれば、
何か変わっていたかもしれません。

でも、本当に息子は母乳を飲んだのでしょうか?
今となっては、誰にも分りません。




息子は哺乳瓶であっても、
外では私と二人きりでないとミルクは飲みませんでした。

哺乳瓶なのに、店内の母乳をあげる部屋に入りミルクを飲む。
知らない人が入ってきたら、ぐずってダメでした。

その後、年中さんくらいまで「場所みしり」は強く、
初めての場所に入れないことが続きました。
過敏さや、こだわりの強さを感じます。

育児を振り返ると悔やまれる事が多くありますが、
今ひとつだけ言えることは、
「うちの子は母乳をほとんど飲まなくても、健康に育ちました」
という事実です。

母乳には、
赤ちゃんにとって魅力的な成分がいっぱいですから、
あくまでもうちの子は、ですけどね。


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これを書いてから、18年ほど。

我が家の息子も娘も、
ありがたいことに元気に成長しました。

そして、その後自分が看護師になって読み返すと
看護師さんは忙しかったんだろうけど、
困っている自覚がなかった当時の私に、
もっとかまってあげてーーーって思う。

初産ですもの、母乳を始めるときの大変さなんて
何も実感していないのです。

私も、もっと自分から動けばよかったんだろうけど。




文中にもありますが、
育児に完璧はなくて悔やむことがいっぱい。

でも、なんとかなることも多いのかな
と感じました。




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