我が子を自立に向かわせたいと思う
漠然とした、けど壮大なテーマ。
そして発達に偏りがあるかもしれないと
気が付いた時期のこと。
この文章は、たぶん5年前くらいに書いたのですが、
今とあまり変わらない考えだったようです。
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今朝は、子供を産む夢を見ました。
もうすぐ産まれる設定なんですが、
「産めて良かったね~」とか
「産まれて良かったね~」とか
のんびりと話していました。
夢って不思議です。
息子を産む前は、
お腹の中の子供は何かしらの障害を
持っているだろうと思っていました。
今までの自分の人生を振り返ると、
自分のところにはそういう子供が
来るだろうと思っていたので。
でも、五体満足で産まれた息子を見て、
なんの障害も無かったんだ…
と思ってしまったわけですが。
それから、20年以上。今も自立の準備中です。
学校を卒業して、働いてはいるものの、
問題が起こったときに周りの方に相談するとか、
そもそも問題が起こっていることに気が付くとか、
そういうスキルを身に着けるのは時間がかかるなぁと。
最近、Eテレで発達障害の番組をたくさんしていますが、
「周りに相談するスキル」を身に着けて
自分で実践している大学生が出演していて、
とっても素敵だなぁと思いました。
その番組の中で、
義務教育が終わって高校へ進学する時が、
人生の岐路だと話しているお母さんがいました。
私としては、う~ん。
そうとも言えるけど、そこで決まるわけでもない。
でも、そう思う気持ちは良くわかる。
子供の発達障害に気が付いた時が、
その後の生活のフォローの始まりなわけで。
小さい頃に気が付こうが、思春期になって気が付こうが、
大人になって気が付こうが、そこからが始まりなわけです。
と、思うのです。
どの時期に気が付いても、受け入れるまでに時間もかかるし。
でも、確かに進学する時には、大きな判断が求められます。
気が付いた時から、
少しずつ少しずつ生活する力を身に着けて
その子供ごと、その家庭ごとに、
必要なことを見つけていきたいですね。
ちょっと、漠然とした言い方になっちゃうけど。
たとえば、
いま中学生ならこうしたらいいです!
とか、
いま高校生ならこうするべきです!
とか、一概に言えないもんでね。
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これを書いてから5年くらい経った今、
息子は「相談」のスキルを身に着け始めました。
まずは、私たち両親に「どうしたらいい?」「どう思う?」
と聞いてくることが、日常になりました。
そして、高校を卒業した直後より
「ま、仕方ないか」という気持ちを身に着けたように思います。
自立の完成形イメージは、人それぞれです。
今も、大きくなってから気づいたから
手遅れだとか、そんな風には思ってはいません。
ご本人が大人になると、対応の難しさが変わるだけです。
理想も、人それぞれなので、
時間をかけて近づいていきたいですね。
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