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発達障害をもつ息子 約30年の子育て話

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子供の育ちが不安な方へ。大人になった発達障害をもつ息子の育ちとは?3歳で指摘され、進学就職、自立までの子育て話が詰まっています。かつての文章に、今の私がコメントしたり、現在の心境…
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#息子

発達障害、子育てが終わったと思えた日~先の見えない不安が過去になる~

発達障害を持つ子供を育てていて、 先が見えないことが、不安な方へ。 あくまで私の場合のことしか語れないのですが、 発達障害をもつ子どもの子育てに 「終わり」があったことを、ご報告出来ます。 私は、親か子、どちらかの「死」をもってしか、 終わらないと思っていました。 もしくは、自分の「死」の時には、 子にも「死」を提供しないといけないのでは?と 思っていた時期もありました。心中ってやつですね。 けれど、違っていました。 子の「自立」をもって、子育てが終わることが出来ま

手作りの療育グッズ 絵本編①

本日は写真が多め。 前回に続き、手作り療育グッズを紹介します。 なぜ、手作りしなくちゃダメだったかは、 こちらをお読みくださいませ。 やはり市販の絵本では、 息子に合うものは見つかりませんでした。 一般的なものは、文字が多い。 1ページに情報量が多すぎるのです。 でも、世の中に色があることを知ってほしかった。 自分の好きなキャラクターのビデオ以外に 世界を広げてほしくて作った絵本がこちら。 色の名前を知るということに、特化した絵本です。 まぁ、そんな立派な理由とい

手作り療育グッズ パズル編

息子の療育が花盛りだったのは もう20~25年も前の話。 その頃、発達障害関係の呼び方も 対応も今とは違っていて、 もちろん関連する療育グッズなんて 一般には売っていませんでした。 あったとしても専門機関が買うもので すごくお値段も高い。 なので、早期教育や幼児教育用のグッズを 年齢を問わず手に入れていました。 しまじろうさんなんて お願いして1~2学年下のものを 契約していましたよ。 市販では使えなくて 手作りしたものを紹介します。 一部しか保管していなかったん

息子が小学3年の時、将来を不安に思う

この文章は、 息子が小学3年生の時に書いたものから始まります。 それを、息子が19歳の時の私が、振り返っています。 ちょっとわかりにくいですが、時の流れを感じてみてください。 **************** 息子はまだ小学3年生なんだけど。 最近、保険の見直しをしようかと思って老後のことなんかを考えている。 これというのは、今始まったことではなくて、 何年も前から自分の中で、流行っては飽きるの繰り返しをしていること。 きっと、2人目の出産を控えているからまたブー