ものごとに対する先入観やバイアスについて:その一
今日の熊日新聞の新生面に「認知バイアス」の事が載っていました。
リスクについて人は「珍しいものの頻度を高く見積もり、よくある事の頻度を低く見積もる傾向にある」いう事です。
たまたま最近読んだNewtonの特集が「バイアスの心理学」で、バイアスという言葉に僕のアンテナが立っているようです。
バイアスでは「正常性バイアス」がもっともよく知られているのではないでしょうか。
正常性バイアスとは「日常ではめったに起きない出来事に直面した時、「これくらいなら大丈夫だ」と思いこみ、いつも通りの行動を続ける事。」です。例えば、洪水が起きそうな状況で避難勧告が出ても、実際にはなかなか避難する人は少ないという事ですから、先のリスクに対するバイアスとは反対のようにも感じます。
まぁ、予測の認知と事象に対する認知とで違うのか、興味があるところです。