ミニ財布に変えて自由になれた
ずーっと長財布派でした。結婚して、家計用と個人用、二つの長財布を持ち歩くようになると、とにかくバッグが重い!歳を重ねたこともあり、荷物の重さが負担になってきました。
そこで、荷物減らしの一環として、勇気を出してわたし個人用の長財布をミニ財布にしてみました。
大きさは今まで使っていたものの1/3ほどに縮小。入るカードは3枚。お札は三つ折りになります。
お財布が小さくなっただけで、バッグの中にスペースができ、バッグが軽くなったのは感動でした。
ミニ財布にするにあたり、二の足を踏む原因だったのが、「カードがたくさん入らない」「お札が折れる」「支払いに手間取りそう」の3点でした。
カードの収納について。今までは入るからと色んなカードをお財布に入れていましたが、本当に使うものだけを厳選したところ、クレジットカード2枚と免許証だけ持ち歩けば十分ということが分かりました(運転しないのでほんとは免許証もいらない)。
お札が折れてしまうことも、心理的に負担でしたが、レジでお札を出すときに「ちょっとすみません、てへっ♪」という顔をしてササっと折れ曲がりを直す。それだけで解決する問題でした。
小さいお財布にすると、長財布のようにガバッっと開いて一目瞭然、とはいかない分、支払いに手間はかかります。それでも、実際ミニ財布にしてみて感じたのは、「そんなに変わらない」。もちろん長財布よりは時間がかかってしまうけれど、その差は10秒ぐらいではないかと思います。
それに、日常生活の中でお財布を開いて支払いをする時間はほんの一瞬で、それに比べてお財布を持ち歩く時間のほうが各段に長い。「なんとかペイ」を導入すれば、もっとお財布を開く機会は減ります。私にとっては、ミニ財布を使うことでストレスはありません。
まだ家計用のお財布は長財布のままです。スーパーの支払いはキャッスレスですが、まだ何かとカードがあるのと、レシートをちゃんと保管しておきたいこと、現金で支払う場面も多いので、重さよりも利便性を優先しています。でも、カードがある程度入って省スペースなお財布に出会えば、そちらに変えると思います。
お財布の半分がミニ財布になっただけでもバッグが軽くなりましたが、そのついでに普段持ち歩く他のものも見直しました。
私は何かと荷物の多い人ですが、持ち歩いているものは「そんなに使う機会はないけれどいつか使うかもしれない」というものが多いです。「要らないけれど持っておかないと不安」という自分の強迫観念がそのまま荷物の重さに表れていたのかもしれない。
荷物を減らしてみて、なんだか心のお荷物も解き放たれた感じ。とても風通しがよく自由になりました。
ミニ財布をきっかけに他の荷物を減らすことができました。間違いなく、2021年に買って良かったもののひとつです。