【文章練習】文体の舵をとれの練習問題をやってみた#04
歌舞伎町文学賞、エブリスタのポプラキミノベル小説大賞、カクヨム短歌コンテスト、気になるものめっちゃある。うわあ、出してえ! って思ったものの、正直何も進んでいないまま締め切りだけが近づいてくる。もういいかい? まーだまだまだまだだーよ。勢いで書いてしまいたいところだけれど、私は基礎等を何も知らないまま突っ走った長編一作しか持っていない。これから書いていくものは、一作ごとにちゃんとレベルアップしたい。っていうことでお勉強は大事よね。文舵実習R4、ファイッ!(何と闘っているのかな)
あ、note創作大賞にも応募しているので、よかったらというか是非、どうにかこうにかあなたのスキ一つがほしいです、一生のお願い(一生のお願い後三十個くらいあったらごめんなさい)!
さて、本題。
「文体の舵をとれ」第三章 文の長さと複雑な構文
【本書より抜粋】
語りにおける文は、次の文へとつなぐことが主な務めである。
この気づかれにくい基本となる役割の他にももちろん、聴覚・知覚・美意識、脅威、迫力の上でできることが限りなくあるのが語りの文だ。そのために必要なのが、まずひとつの性質———〈一貫性〉である。文の辻褄が合っていないといけないわけだ。
この章で語られていたのが書きの三点なのだけれどね。私あまり推敲しないで勢い先行で書いていたから、かなりやっちゃってるかもしれない。後でこっそり探して直そう。
・置き間違い
・ぶら下がり語句
・結合炎
つなげすぎを結合炎っていうセンス。いいね、めっちゃ好き。もしかして、私が知らないだけで、業界用語として当たり前に浸透してる?
では、これらに注意しつつ、練習問題をやってみよう。
《練習問題③》長短どちらも
問一
一段落(二〇〇〜三〇〇文字)の語りを、十五字前後の文を並べて執筆すること。不完全な断片文は使用不可。各文には主語と述語が必須。
いきなり難しくてゲロ吐きそうですね。
テーマ案としては、著者は「ある種の緊迫・白熱した出来事———例えば、誰かが眠っている部屋に忍び込む泥棒。」を挙げてくれている。テーマ丸パクリに近いけれど、ストーカーで行く?
※例題文は太字で表記
この部屋で暮らし始めて三週間が経った。沙耶子さんの部屋がよく見えるマンション。沙耶子さんは朝八時に家を出る。休日の日中は、カーテンを開けている。着替えの時ですら彼女は無防備だ。沙耶子さんのそんなところも何と可愛らしいことか。火曜と土曜は燃えるゴミの日だ。先週の火曜、沙耶子さんのゴミの中から使用済みの生理用品を見つけた。僕はそれら一つ一つをジップロックに入れて保存した。もちろん、ルナルナというアプリもダウンロードした。沙耶子さんの生理周期を僕は把握する。沙耶子さん本人以外で、このことを知っているのは僕だけだと思うと興奮した。今日は土曜日、燃えるゴミの日だ。今日も沙耶子さんのゴミをバレないように忍び寄り、そっと回収する。
三一三文字でした! キモッ! キモいけど、何だか書きやすいから問二もこれの続きで行こうかな。十五文字って、書いてみると意外と短いですね。詰めるの難しい。主語必ず入れるのって大変...…。ちなみに私の母上は、話すとき、いつも主語がありません。
問二はまた、そう遠くない日に。本日はここまで!
練習に使用している書籍はこちら。
練習問題まとめはこちら
#05に続く。