産後の不眠、頭痛
最近の旭川は寒暖差が激しかったり、気圧の変化などで体調を崩される方が多いですね。そんな自分も風邪を引いてしまいました。。体調管理は大事ですね。
本日のお客様は理学療法士として働いていて、妊娠を機に育児に専念されいた方です。この方とは僕がお借りしているNestのイベントでお会いしました。初めは理学療法士と知らずに話していましたが、イベントには医療従事者の方が半数以上占めていてビックリしたのを覚えています笑
症状としては産後から睡眠が浅いのと生理不順、肩や腰の痛み、頭痛があるとの事です。
検査をしていくと、両足首、子宮、骨盤、小腸、上部の胸椎、左の小脳テント、そしてホルモン分泌のコントロールに重要な視床下部、下垂体、副腎の影響が現在の症状と関連していると考えました。
以下、感想です。
授乳してた頃の名残で不眠が日常化していたこと、時々頭痛があったこと、娘を抱っこしている影響で肩腰の慢性的な痛みがありました。不眠は全く気にならなくなり、頭痛は頻度と程度が減少しました。肩腰は姿勢や体の使い方などまだまだ自助努力が必要そうです。
子宮や腹膜、胸部の筋膜の緊張など、自分では気がつかなかった不調があらわとなり、勉強になりました。もっと内側の臓器の変化を自ら知りたいです。
不調部位を丁寧に聞き取って下さり、温かい手の力で施術して頂けます。無理な負荷がかかっていたり体内循環が滞っている現状を知れるきっかけになるだけで、随分と体との向き合い方が違うと思います。
出産による影響は骨盤の捻れや子宮や内臓、硬膜を通して胸椎や頭蓋内にも影響を及ぼしていたと考えます。また不眠や日々の育児や環境の変化によるストレスが脳下垂体や副腎といった所にも影響が及ぼしていると考えます。
特に産後からケアを受けていない慢性的な症状に関してはその問題が複雑に絡んでおり、その関連を考慮しながら施術を進めなければいけないですので継続的なケアをオススメしております。
今月から少しずつ仕事復帰されるという事なので、少しでもお力になれたのかなと思います。
特にお一人目のお子さんを出産してから仕事復帰するには色々と覚悟が必要ですし、本当に働けるのか不安になる方もいると思います。
僕も病院で働いていたので、ママさん理学療法士の方は子育てと仕事の間で大変苦労している方を見ています。何事もバランスが大事ですし、周りの方々との協力も必要になると思います。
今度、ママさん理学療法士向けのイベントでも企画しようかなと思います☆
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