「分かってほしい」 「あなたには私の気持ちは分からない」 という思いの罠
「境遇を分かって欲しい」という思いは、時にその人を苦しめてしまう構造を作る。
「分かって欲しい私、分かってくれない周り」という被害者と加害者の構造になってしまう。
それによって「無力な私」と「力ある周り」という幻の構造を現実のものとして世の中を見てしまうようになるのだ。
「本当は力がある自分」に気づける方向に行けるといい。ただ、ここに気づくにはかなりのプロセスが必要になる。
言わなくても察してもらえることは当たり前じゃない
「あなたには私の気持ちは分からない」
そう言ってしまう、そう言いたくなる気持ちになる時もある。
そんな風に突っぱねている時って、そう言わないとやってられないぐらいに苦しい時。そして「本当は分かってほしい時」でもある。
身近に、言葉にしなくても察してくれた人もいたのかもしれない。
ただ、誰かがあなたの思いを察してくれているのはファインプレーだと思ってね。
当たり前にした瞬間から、それをしてもらえない状況になった時、裏切られたとか、冷たく感じたとか、イラついたとか、とんでもない爆弾のような発想が生まれ始めるから気をつけて。
そのファインプレーは奇跡であって当然ではないんだよ。
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