新茶の香りをお届けします
東京茶丗SOUです。
皆さまに東京茶の美味しい淹れ方をはじめ、
お茶にまつわる四季折々のお楽しみ情報等を配信しております。
お付き合いの程どうぞよろしくお願いいたします。
Vol.13/ 令和二年六月
東京はもうすぐ梅雨入り。
八十八夜からひと月たって、新茶をお届けする時期を迎えました。
新茶は今年一番に摘むため、別名一番茶とも呼ばれています。
二番目に摘むお茶は、二番茶。三番目は、三番茶。
摘む回数は地域や茶園さんによって様々です。
刈り取っても次々伸びてくる茶の木。植物の生命力には驚かされます。
ところで皆さんはお茶の花を見たことがありますか?
正式名称はカメリアシネンシスというツバキ科の花木で
秋には椿に似た白い小さな花を咲かせます。
しかしながら、茶畑に花が咲いている風景をほとんど目にしたことはないでしょう。
理由はシンプルで、手入れ時に花の芽を摘み取ってしまうからです。
お花があると茶葉に十分な栄養が行き届きません。
茶園さんの「美味しいお茶を届ける」という明確な目的が
茶畑からお花の印象を遠ざけているのかもしれないですね。
さて、新茶の話に戻しましょう。
あのさわやかな香りを思い浮かべてみてください。
新茶には、新緑のような青葉アルコールという成分が含まれています。
また、多く含まれるのがテアニンというアミノ酸。
同じツバキ科の植物でも椿や山茶花(サザンカ)にはない、お茶特有のうまみ成分です。
テアニンには甘味だけでなく、脳をリラックスさせる効果もあるとされています。
青葉アルコールの清々しい香りにテアニンのほのかな甘味。
新茶の茶葉は柔らかいので、飲むだけでなく食することもお勧めします。
茶葉にポン酢を少々、フレッシュなほろ苦さがクセになるはず。
お茶を丸ごと体に取り入れるのもこの時期ならでは。
少し贅沢ですが、新茶でうがいをするのも免疫力UPにつながりますよ。
花の分までぐんぐん育った東京茶。
東京茶丗SOUで心も体もすこやかにお過ごしください。
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摘・香茶
さやまかおりという品種の新茶。
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【丗SOUインフォメーション】
東京茶丗SOUでは
摘(さやまかおり煎茶)・暁(やぶきた煎茶)から随時新茶に切り替わっていきます。
どうぞお楽しみに。